猫☆Days

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随分と久々の更新になってしまいました。

寒い季節は何をするにも億劫になってしまうけど、ようやく春ですね♪

愛車のルノー・ルーテシアのマフラーからチリチリとノイズが鳴り出したので、下取り0円の古い車のマフラー交換をするくらいならと、車を買い替えることにしました。

ルーテシアRXE(2000年式)の足回りは、幸福感たっぷりの最高の乗り心地だったのですが、安っぽい内装はどうにも苦々しく思っていたので、今回は内装に一番の拘りを持って車選びに臨みました。

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308CIELOのインテグラルレザーに辿り着いたのは、必然性があったように感じています。(4月7日納車)

やっぱりフランス車になっちゃったなって感じだけど、プジョーのインテリアは、ルノーやシトロエンよりセンスよく、気に入ってます。

顔つきはボス猫みたいで、ちょっとアクが強すぎるかも。。。

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細かい感想は、少しずつ書いていきたいと思いますが、やはり運転席に座ると満足感が高いです。

このブログも昔は、猫足なんとかってタイトルでしたが、プジョー乗りでもないのに後ろめたくてやめにしたのでした(笑)。復活させようかな?

308は3年落ち12,000km走行のものを新車価格のほぼ半額で買うことができました。

鶴川のbloom32というお店で見つけたのですが、お店というよりも知人の家に行くような感じの、とても不思議なところです。

ご主人も奥様もとても感じのよい方です。飼っている猫が美しかったので、写真を撮らせて頂きました。

アメリカ原産のメインクーンという種類です。

優(ゆう)と魅人(みと)というのだそうです。

僕のボス猫にも名前付けてみる???

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魅人(みと)

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優(ゆう)

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竹林庵 みずの  ☆

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伊豆の温泉というと、無色透明のものばかりイメージするが、「竹林庵みずの」のお湯は黄色い濁り湯だ。伊豆では非常に珍しい。
14g/kgある塩化物泉で、鉄分も濃い。おそらく海水混入型なのだろうが、薄っぺらな濃さではなく、熟成した力強いお湯で、実に気持ちよい。
そして、伊豆の海を眺望する宿の中でも出色と思える眺めの良さとセンスの光る佇まいに脱帽した。

男女交替制の露天風呂「風」と「楠」、貸切となる「独泉」と「竹林」の4つの露天風呂があるほか、全ての部屋に露天風呂が付いているようだ。
部屋数は10室と、小規模なようだが、庭は広く、それでいて2万円を少し超える程度で部屋が取れる。

入浴したのは、庭園露天風呂「風」だが、眼下に相模湾が広がり、さながら空中庭園のようだった。
素晴らしすぎて、嬉しくて、予定よりゆっくりしてしまった。

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風呂は、内湯、露天共に循環装置が作動していたが、お湯の入れ替え直後に入ったため、温泉は最高の状態だった。
消毒が行われている旨の表示もあったが、感知はできなかった。
仮に夜間であっても、宿泊者がそう多くはならないことと、1日100トンの湧出量を考えれば、あまり気にすることでもないように思う。
なお、源泉は78℃の高温で、熱交換により冷ましているため、加温はない。

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源泉名=網代16号と網代17号の混合泉
泉質=カルシウム・ナトリウム‐塩化物温泉
浴槽の温度=内湯41~42℃、露天41~42℃
成分総計=14g/kg
pH=8.2

住所=静岡県熱海市網代627-363
Tel=0557-67-2643
HP= http://www.mizunoryokan.co.jp/

立ち寄り:
①貸切風呂「竹林」(11:00~21:00)※予約した方がよい
②「風」又は「楠」の利用(時間帯は基本的に17時~19時ですが、日曜日の13時など空いていれば他の時間帯でも入れることがあるため、確認した方がよい) 1,100円(フェイスタオル付)

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白根山と志賀高原、渋温泉

渋温泉、志賀高原、白根山とドライブ+軽いトレッキングを楽しんできた。

志賀高原は紅葉の最中。白根のお釜はまるで火星のようだった。

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2011.10.16

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山の実

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長野県で最も評価の高い蕎麦屋に行ってみた。
何しろ意外な立地に驚いた。北志賀・竜王スキー場のゲレンデの一番上になるのか、リフト降り場の前にある。
竜王スキー場と言えば、学生時代に滑りに来たことがあるはずだが、何も記憶がない。
分かりにくい場所で、店に辿り着くのに2回も電話して道を尋ねてしまった。
竜王スキー場に着いたら、周りを見渡して、リフトがあれば、その上を目指すことだ。
右手に案内所を過ぎると、Y字路があり、左右に分かれる道の間にヤマザキの店が見える。
そこを右に進み、Uカーブをそのまま上り、リフトを潜る形で直進。細々と道は続き、あと500~600mくらい。
だいぶお役に立てたのではないか、このブログ。

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佇まいは、ゲレンデによくある普通のレストラン。まるで蕎麦屋という感じがしないので、大丈夫かと思ってしまう。
でも、店内は広くて、こういうところで蕎麦というのも面白くていいかと思う。

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まず、サービスで蕎麦の実のおかゆが出てきた。初めて食べる。質素で美味しい。
蕎麦は出てきた瞬間、目が反応した。やはり写真ではそう見えないが、緑がかった細い蕎麦で、表面はスッキリ。
ひと目で只者でないと分かるが、食べてみると意外に薄味?
というより、食べ慣れている蕎麦の味とは少し違うもののようにも思える。
蕎麦の香りはする方で、何か根本的に製法が違うのかもしれない。つゆは普通。
日本一の蕎麦かもしれないという程の期待があったので、予想と違うものが出てきて面食らったという感じ。
勿論、たいへん美味しいのだが、今の僕には、相応しい評価はできないようにも思う。

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そのかわり、蕎麦のピッツァは素直に美味しかった。
信州白味噌、えのき茸、ねぎ、そばの実が材料で、その順で主張している。
そばのピッツァというより、信州味ピッツァといった風。
独創的で山の素材のハーモニーが素晴らしい仕上がり。誰にでもお勧めできる。

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山の実
http://hdayi.com/yamanomi/

長野県下高井郡山ノ内町大字夜間瀬11700-315(竜王スキー場内)
0269-33-7577

◇気に入り度
 蕎麦      A
 つゆ      B
 そばのピッツア AA
 雰囲気    A

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不如帰

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不如帰(ほととぎす) (ユリ科)
2011年9月24日 自宅で

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室町砂場

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日本橋には蕎麦屋が多い。日本橋と言えば江戸文化、江戸の食文化と言えば蕎麦。
江戸文化を現代に食す、風情をも味わうなら、日本橋ほど似合う街はない。
その中でも老舗と言えば、日本橋室町にある砂場。明治2年の創業になる。

室町砂場には行こうと思って行ったわけではなく、別の用事で歩いていたら偶然発見した。
砂場と言えば、二十年ほど前に赤坂の砂場に入ったことがある。
思えば、蕎麦屋探訪のルーツがそれだったかもしれないが、友人と一緒に「別にそれほど美味いというほどでもない」という感想だった。
そして、ここ室町も然り。
老舗と伝統が好きな人が褒めるところであり、美味い蕎麦を探訪する向きではない。

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天ざる、天もり発祥の店ということだが、天もりと言っても、天ぷらの盛り合わせが付いた蕎麦ではなく、かき揚げを入れた甘く濃いつゆに蕎麦を浸けて食す。
そもそも、天ぷらをどっぷりつゆに浸してあるというスタイルが既にダメ。甘く濃過ぎる味もお下品。

そういうわけで、私が求める蕎麦屋とはベクトルが違う。
この店は社交場として、仲間と賑やかな雰囲気を楽しむ店だと思う。
そういう店としては雰囲気がある。門構えからしていい。お値段は高いが…。

なお、ざるともりとは蕎麦が違うらしい。もりは一番粉、ざるは更科とのこと。私が頂いたのは大もりと(別の日に)天もりで、共に一番粉だったよう。

室町砂場
東京都中央区日本橋室町
JR総武線新日本橋駅(改札口)徒歩3分、JR神田駅徒歩3分
地下鉄銀座線三越前駅徒歩4分
Tel. 03-3241-4038

◇気に入り度

 蕎麦      B
 つゆ      B(もり) C(天もり)
 酒の取り揃え C
 雰囲気     B

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絹糸の湯

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軽井沢周辺には温泉が少ないですが、比較的新しい施設を北軽井沢に発見したのでご報告を。

やや土類に寄ったNa-塩化物泉で、それほど特徴を感じないお湯でしたが、澄んだ黄土色が珍しいかもしれません(実際は写真より黄色に近い感じです)。この色から推測されるように、鉄分を多く含み、そのお湯からは金気臭もします。

内湯、露天ともまあまあの風情です。食事施設もあり、近隣に競合施設が殆どないため、なかなか使える施設かもしれません。

ただ、すぐ背後に何やら怪しげな廃墟があり、ちょっと驚かされます。
石造りが立派すぎて、温泉施設より存在感が…。幽霊出そうだけど、何とか取り壊せないものかと思いましたよ。

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R0019217泉質=ナトリウム-塩化物温泉
湧出量=400㍑/分
源泉温度=58.5℃
浴槽の温度=41~42℃
成分総計=5.70g/kg
pH=6.9
住所=群馬県吾妻郡長野原町応桑1544-150
Tel=0279-85-2641
HP=http://www.kinuitonoyu.jp

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万座ホテル聚楽  ☆

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万座温泉には何度も来ていますが、今回は気になっていた聚楽を初訪問しました。
気になっていたというのは、ガイドブックで見る露天風呂を写した写真の雰囲気がとてもよかったからです。
その露天風呂は男湯と女湯で異なり、女湯の方は二槽あるものの、男湯は一槽しかありません(写真)。
男女浴室が入れ替わることがあるのか未確認ですが、ちょっと羨ましくもありました。
とは言っても、ちょっと小さいだけで、雰囲気は充分素敵ですし、お湯のクオリティは高いものです。

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万座温泉も宿によって違うのか、時によって違うのか、定かではありませんが、来るたびに印象が異なります。
今回は前回の万座温泉ホテル(現在は日進館と改称)と同じような、那須湯元を思わせるものでした。
それは、鼻に抜ける硫化水素臭プンプン、ジンジンとした浴感と言った表現で、だいたい言い表せていると思います。
日本一、硫黄の濃いお湯なのだそうです。
温泉は朝9時30分までの間、深夜を通して楽しめます。

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さて、このホテル、建物は古くなって、ユニットバスの金属部分が真っ黒だったり、共有スペース部分にある時代遅れの洗面台等、古さは否めませんが、立地と基本構造は気に入りました。
何といっても、吹き上げを眺める部屋からの眺めが良い(写真)。これが他の万座の宿にない魅力です。
ですから、この宿に泊まるときは、千円高い料金を払ってでも、吹き上げ側の部屋を予約されることをお勧めします。
帰り際に、清掃中の一人泊用の部屋が見えましたが、それは可愛そうなくらい狭く暗い部屋でした。
そうした違いで旅の印象が変わってしまうのは、勿体ないことだと思います。

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宿泊費は平日であれば、リーズナブルだと思います。
吹き上げ側の部屋で1万1千円。反対側で1万円というところです。
休前日は3千円増しで、これでは高いと思います。
食事は二食ともバイキングで、正直なところ、ビジネスホテルの朝食バイキングより落ちるところもあるかもしれません。
それでも、地場野菜は新鮮で美味しかったです。

総合的には、泉質の良さと風情の良さが両立した、いいホテルだと思います。
吹き上げ側の部屋を予約して再訪したいなと思いました。

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源泉名=法性の湯
泉質=単純硫黄温泉(硫化水素型)
浴槽の温度=内湯42℃、露天41℃
成分総計=980mg(H2S=27.2mg)
pH=3.2
住所=群馬県吾妻郡嬬恋村千俣2401
Tel=0279-97-3535(9:00~20:00)
HP=http://www.hotel-juraku.co.jp/manza/

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猫を抱いて像と泳ぐ 小川洋子

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小川洋子の名前を知ったのは、数年前にJ-WAVEで「余白の愛」を放送したときだ。脚色されてはいただろうし、筋も覚えていないのだが、とても引き込まれた。
「博士の愛した数式」が映画化されたのもこの頃じゃなかったか。

早速、「余白の愛」の文庫本を買い、文面を眺めた。すぐに素晴らしい作家だと分かったが、どういうわけかその本は読まずに、そのまま作家のことも暫く忘れてしまった。
時折、思い出して、小川洋子を読まなくては思うのだが、どういうわけか縁がなかった。

八月の猛暑の中、目にした電車の中吊り広告で、彼女の新しい文庫本が発売されたことを知る。
「猫を抱いて像と泳ぐ」というシュールなタイトルに惹かれて買ってみた。
こんどこそ、正真正銘、小川さんとの対面だ。

「猫を抱いて像と泳ぐ」は少しばかり厚めの本で、読書家でない、或いは短編好きな私にとっては、覚悟のいるものだった(村上春樹が訳したサリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」でさえ途中で投げ出した)

しかし、どうだろう、意外なほどにすらすらと、そして吸い込まれるように読み耽ることができた。

小川洋子という作家は、やはり綺麗な文章を書く人だ。そして、手品師のような演出を自然体の文章で表現することができる作家だ。
読んでいて、人の書いた文を読んでいる気がしない。自分の気に入りの音楽を聴くのと似た、不思議な同化感覚を覚える。

主人公の少年、リトル・アリョーヒンは、恐ろしく内向的な少年。
テーブルの下の猫に触れながらチェスを教わっていくうちに、テーブルの下でしか指し手を考えられなくなってしまう。11歳で成長を止め、今度はからくり人形の中で人形の腕を操作しながらチェスを指すようになる。
まるで「ブリキの太鼓」のオスカー少年ではないか。
オスカー少年はテーブルの下で大人たちの厭らしい姿を見るが、リトル・アリョーヒンは、盤下の詩人としてチェスの駒で詩(ポエジー)を紡ぐ。

小川さんは、からくり人形の中で人間がチェスを指すという図を最初に思いついたような気がしてならない。そこから、子供特有の狭いところに潜り込みたがる習性に掛けて、エレベータに乗れなくなった像のインディラ、壁の隙間から出られなくなってミイラになった少女、ひどい巨漢のマスター(チェスの先生)というキャラクターを思いついたのではないか。

このキャラクターたちは、主人公の少年を含めて、本来あるべき状態を逸してしまっている。
あるのは喪失感と諦観であり、主人公の少年により語られ、小説は内向化していき、切なく美しくなっていく。

このキャラクターたちへの少年の思いは、作品の最後まで何度もそのモチーフが繰り返される。その音楽的とも言える反芻は、小説の世界を詩的に彩る。

それにしても、チェス盤を使って詩を生み出すと言うのは、いささか誇張が過ぎないだろうか。
私は、チェスはルールを知っているくらいで殆ど指したことがない。しかし、将棋と囲碁は大好きで、頻繁に指したり打ったりする。ときには、プロ棋士の対局をテレビで観たりもする。それでも、盤面に詩を感じたことはない。僕が詩を感じるものは、やはり一番に音楽。そして、映画、文学だろうか。

チェスだろうと数式だろうと、その世界が如何に深遠で、詩的なものであるかを読者に語りかけてくる小川さんの小説の世界こそ詩(ポエジー)であり、大いなる叙情を現出させる、仕掛けの凝った道具なのだ。

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玉笑

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いつのまにか、渋谷に美味い蕎麦を出す店ができていた。
恵比寿から引っ越してきたようだ。
主人は、恵比寿にあった「竹やぶ」で修業した人らしい。

普通のせいろはメニューになく、粗挽きせいろを選ぶことになる。
ざらざらとした穀物感のある蕎麦だ。
適度なもっちり感と適度なコシが両立し、切れがある。そして、十分な蕎麦の香り。
見事な蕎麦だが、つゆは塩辛さが喉奥を突く感じなのが残念なところ。

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お酒は取り扱う品が少なすぎるので、もっと増やしてほしい。4種の日本酒のうち、千円で飲めるのは純米2種のみで、あとは手の出ない値段だった。

料理のメニューは、他の手打ち蕎麦屋と比べると、いくらか異なる世界という内容だが、こういった超拘り蕎麦屋には珍しいことではない。二品頼んでみた。
えびの味噌漬け焼きは、甘く美味しい。
板わさは値の張るものだろうが、強い魚臭さがどうにも気になる。

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お酒には蕎麦味噌が付く。

全体的に、少し偏ったメニューに、非常に悪いコストパフォーマンスと言えるが、それも「竹やぶ」から引き継いだものだろう。
なによりも、渋谷にこんなに美味い蕎麦を供す店ができたことが嬉しい。

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テーブル8席、カウンター6席。


玉笑(たまわらい)
東京都渋谷区神宮前5-23-3
渋谷駅徒歩10分(原宿駅からも同じくらい)
Tel. 03-5485-0025
月曜定休、臨時休業、蕎麦切れ店じまいあり
※電話確認を勧めます

◇ 気に入り度
 蕎麦     AA
 つゆ     B
 料理・肴   A
 酒の取り揃え C
 雰囲気    A

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