温泉-15 長野

釜沼温泉〈大喜泉〉 ☆






大喜泉は木曽は御嶽山麓にある鉱泉宿。秘湯を守る会の宿でもあるけど、あまり噂を聞いたことがない。御嶽山周辺の宿を探すと、濁河温泉を除けば有力候補として浮上しそうなものだが。
やはり鉱泉ということでそっぽ向かれちゃうのかななどと考えていたら、素晴らしいところだった。
まず、浴室と洗い場が別です。一人用だけど、源泉水風呂があります。主浴槽は加熱とはいえ、循環らしい循環を行っていない様子。けっこう気持ちよいのだ。交互浴がたまらない。



源泉は少し濁った土類系のもので、それらしい匂いはあるものの癖はない。アトピーに効果的とされ、湯治宿としても機能している。










何と言っても、夕食が素晴らしい。量より品数派の僕には大満足の内容。
アトピーでもない泊まり客(この日は4組6名)のうち、僕を除いた全員が常連客というのだが、この料理も一役買っているに違いない。

そして朝食も手抜きがない。



うーむ、いい宿だなあ。
また来たいなあ。



長野県木曽郡木曽町三岳10869
0264-46-2155
日帰り入浴は休みの曜日もあるようなので要確認
http://daikisen.com

白骨温泉<煤香庵>

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白骨温泉は、山間にぽつんぽつんと何軒かの宿が立っている感じの寂しいところだ。
所謂、温泉街といった風情はない。昼食を取るとすれば、ここ「煤香庵」とあと一軒くらいしかない。
だけれど、この煤香庵の雰囲気はよい。旅館に上がり込んだような民芸調の趣が田舎に来たという気分にさせてくれる。

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メニューはたいしたものはないが、値段も高くはない。温泉で炊いたお粥は、少し硫黄臭いが、美味しかった。
小さいけれど露天風呂があり、立ち寄り入浴できる。ただし、やはり食事処がメインで、温泉はおまけといった感じだ。

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 湯の花膳 850円 温泉粥、虹鱒甘露煮、温泉玉子、香の物、御味噌汁
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それでも、掛け流しメインの本格派日帰り温泉施設で小洒落た食事処が付いているところとなると、他には「初花」(山梨)と「天山」(箱根)くらいしかパッと思いつかない。
日帰り湯巡りの折り返し休憩に使える施設だと思う。もっとも、東京から日帰りするには勿体ない距離ではあるが…。

温泉は、店の経営が斎藤旅館なので、源泉(湯元5号)も旅館と同じかもしれない。
ここも土類系の硫黄泉だが、あっさり目な印象の白骨温泉の中では、なかなか重厚な浴感がある。「泡の湯」や「ゑびすや」の湯よりも力強い。
浴場は露天風呂だけ張り出したような狭い空間なので、期待して入るとがっかりするかもしれない。
向こう正面の宿は少し低いところに位置しており、十分な距離があるため、なかなか眺望のよい露天風呂となっている。

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○温泉メモ
  泉質=含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
  成分総計=約2g/kg    Ca2+ =209.1mg/kg HS- =7.3mg/kg H2S =20.7mg/kg  pH=6.6
  住所=長野県松本市安曇白骨温泉
  TEL=0263-93-2311
  営業期間=4月下旬~11月(HPを確認のこと)
  定休日=水曜日
   日帰り入浴時間=10~18時
  入浴料=700円
  HP= http://www.baikoan.net/

乗鞍高原温泉<滝見館>  ☆

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乗鞍高原温泉は数年前に一度、宿の立ち寄り入浴をしたときから好印象を持っている。
前回、白骨温泉に行ったときに素通りしたのが勿体なく思えて、1か月もしないうちに再訪した。
今度は素通りでなく、乗鞍高原温泉に浸かるために。

選んだ宿は、前回の温泉旅より日が浅いので、節約して夕食のみ付けて7,500円の民宿(2食付が普通)。
民宿というよりロッジという感じだが、建物は古い。
古くても清潔感はあるし、料理はこの値段で嘘みたいに美味しい。大女将の手料理だそう。
アペリティフは、庭で取れた山葡萄のお酒。季節だったので、乗鞍産の松茸も二品付いた。土瓶蒸しと天ぷらで頂く。

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    内湯も露天も底がすのこになっている。
    内湯から溢れた湯を露天に流すため、露天の方が白濁が強い。
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そして、風呂は写真のように趣きある内湯と白樺を眺める露天まで付いている。白樺が眺められる風呂は意外とないので、嬉しい限り。
天気が悪かったのが残念だったが、温泉は最高だった。

乗鞍高原温泉は、すぐ隣の白骨温泉とは全く性質が異なる温泉で、所謂、火山系の酸性硫黄泉。硫黄と硫酸イオンを多く含む、パワフルで凶暴な湯だ。
浴室に続く廊下を進むと、硫化水素の匂いが漂いだし、脱衣所のドアを開けると、あまりの匂いの強さに興奮する。硫化水素ガスが75.8mg/kgも含まれているのだ。
窓を開けないと危険な温泉だが、よく承知して、ここでは長湯は避ける。
引き湯距離はけっこうあるはずだが、湯にまろやかさも出ていいのかもしれない。若干加熱しているはずだ。

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  泉質=単純硫黄泉(硫化水素型)
  住所=長野県松本市安曇乗鞍高原温泉
  TEL=0263-93-2412
   HP= http://www.takimikan.net/

白骨温泉<ゑびすや>

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白骨温泉といえば、泡の湯にしか入ったことがなかったので、もっと白骨を知ろうと、かねてから気になっていた「ゑびすや」さんに立ち寄り入浴しました。
白骨でも奥の方、随分と細い道を入ったところにあります。門構えはパッとしませんが、中はちょっと高級な感じ。

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浴室は内湯と露天があり、内湯から露天へは階段を下りて行きます。露天風呂の前には、黄色く色づいた桂の木があって、いい感じです。
内湯は適温(41℃ほど)でしたが、露天の湯は、やや温め(38~39℃ほど)でした。
そして、何といっても、硫黄泉では珍しい温泉成分の堆積物が浴槽の縁を飾る様が見事です。硫黄泉といっても、土類系で、堆積物はカルシウムでしょう。
湯は硫酸系の硫黄泉のようにとんがっておらず、少し物足りないくらいに穏やかです。硫黄が濃いので、油断できませんが…。それにしても、泡の湯とは随分と違う湯と感じました。

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○温泉メモ
  泉質=含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
  成分総計=1,845mg/kg    Ca2+ =194.8mg/kg HS- =4.9mg/kg H2S =17.6mg/kg  pH=6.5
  住所=長野県松本市安曇白骨温泉4206-2
  TEL=0263-93-2031
   日帰り入浴時間=11~16時
  入浴料=770円
  HP= http://www.e-bi-su-ya.com/

別所温泉<花屋>

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温泉地というのは、その泉質と無関係に格みたいなものがあって、同じ程度の宿でも、温泉地によって宿泊費に差が開く。
別所温泉は、長野県としては格が高いところだと思う。そのせいか、今まで別所温泉の湯には浸かったことがなかった。
折角、別所に泊まるのだから、雰囲気のいいところをと、敷地の広い「花屋」に決めた。大正ロマンの宿という印象にも惹かれた。

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中に通されると、Webで見たとおりの渡り廊下と素敵な庭が現れる。まさに癒しの空間。
しかし、6,500坪もの敷地を有している割には、それほど大きな庭ではないので、他にも散歩できる庭園があるのだろうと思い、聞いてみたが、ここだけと言う。
部屋によっては、外側の庭(あるかどうかも分からない)が見えるのかもしれない。
「花家」の宿泊は、本館と離れに分かれており、渡り廊下で繋がっている。離れといっても、そんなに奥ではない。

残念なのは、僕が通された部屋は、平面図を見る限り、どうやらこの宿で最低の部屋のようだったこと。
窓からは、展望風呂という内湯の屋根が見えるくらい。いくら温泉ファンでも、部屋の窓から湯けむりばかりを眺めて嬉しいというわけがない。

「花屋」は人気の宿で、なかなか予約が取れない。やっと1室空きを見つけてネット予約したのだが、ネットにはいい部屋は回らないのかもしれない。こうなると、やはり離れだとどうなるかが気になる。
離れには部屋ごとに内湯が付くそうだが、それよりも居心地の良い空間に、旅の癒しを求めたい。

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ところで、本館の建屋についてだが、床は軋み、隣室の物音も聞こえ、やはり古さは否めない。
大正ロマンを感じるのは、ロビーと朝食を取る食堂。
朝食は、部屋食と食堂を選べたが、「花屋」を楽しむのなら、食堂を選ぶべき。満員だと断られることもあるそう。
食事は、松茸の季節だったので、少しは出ることを期待したが、裏切られた。信州随一の松茸産地なのに…。ただし、別注でオーダーすることができる。
料理の味は、もう少し頑張ってというレベル。量は多くなく、丁度よい。

夕食
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朝食
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そして、一番大事な温泉は、満足いくものだった。
浴場は、離れの内風呂を除けば、大理石風呂、展望風呂、露天風呂の3種類あり、露天風呂は男女別。大理石風呂と展望風呂(共に内湯)は時間制で男女交替となる。
すべて同じ源泉(4号源泉)のようだった。展望風呂は混んでいたため、大理石風呂と露天風呂だけ浸かった。
大理石風呂の雰囲気は、これも大正ロマンなのかもしれない。四万温泉の「積善館」を思い出すが、「花屋」の大理石風呂の方が好きだ。
湯の色は、湯口では透明のように見えるが、湯船では薄らと緑色になる。思いのほか、硫黄が強くて嬉しかった。
アルカリが強いのは、この辺りの他の温泉でも共通だと思うが、少しであるが色がついているのは別所くらいか。これも硫黄が強いためだろう。

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○温泉メモ
  泉質=単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉)
  成分総計=329mg/kg    HS- =12.4mg/kg  SO4 2- =90.8mg/kg
  住所=長野県上田市別所温泉169番地
  TEL=0268-38-3131(9:00~19:00受付)
   HP= hanaya.naganoken.jp/
  参考宿泊費=19,000円(本館、一人あたり、紅葉シーズン平日)

沓掛温泉<小倉乃湯>  ☆

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おおよそ温泉以外に何もない、長野の辺境にある沓掛温泉の共同浴場。
渋滞がなくても、車で3時間半ほどかかるところですが、それでも何度も足を運んでいます。
近くには、田沢温泉、室賀温泉、鹿教湯温泉、霊泉寺温泉、大塩温泉、別所温泉があり、別所以外はすべて入りました(別所は近く訪問予定です)。いずれも大人しめの単純温泉ですが、タイプは意外と異なるため、このあたり湯巡りして、長野の温泉を知るには、いいところだと思います。

沓掛温泉の源泉は3つあるようですが、小倉乃湯では2つを使っているようです。
奥の小さい浴槽は、硫黄が香る39~40℃のお湯。手前の大きい浴槽は、硫黄の香りはなく、溶き卵汁のような白い湯の華がたくさん浮かびます。以前来たときは、この3倍くらいあったと思うのですが、それでも多い量です。
そして、何と言っても、最大の魅力は35~36℃の絶妙なぬる湯であること。薄いから入りやすいのですが、硫酸イオンが多いためか、長く浸かっていると、けっこう縛り感があります。これは今回の発見です。何度も入っていますが、新しい魅力を見つけました。
沓掛温泉「小倉乃湯」は、やはり、素晴らしい温泉でした。

○温泉メモ
  泉質=アルカリ性単純温泉
  住所=長野県小県郡青木村沓掛
  TEL=0268-49-1126 
   営業時間=9~21時(要確認)
  入浴料=200円

中房温泉

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                               不老泉
中房(なかぶさ)温泉は、山奥の秘湯というに相応しい。
登山口にあるため、宿泊客の多くが登山客のようだ。
土曜日ではあったが、随分と大勢の客が宿泊していた。150~200人くらいになるだろうか?
また、温泉マニアにとっても、避けては通れない関門のようなところという印象がある。
期待で胸も高鳴るというものだ。

宿の敷地は広く、山を抱えているような感じで、十幾つもの浴槽がある。湧き出たまま、ほったらかしの源泉は、もっとある模様。
1泊だったので、全部は回りきれなかったが、十分楽しめた。
お湯はそれほど変化に富んだものではない。全体的に共通してアルカリが強く、ツルツルする。

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月見の湯              根っこ風呂
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薬師の湯              大湯

月見の湯と根っこ風呂は同じ源泉のようで、硫黄の香りがする。
浴室を見た感じでは入る気にならないが、お湯にとろみがあっていい感じなのが、薬師の湯。
アルカリが強く、きりっと引き締まるのが大湯で、浴室の空間美なら、迷わず不老泉というところ。
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一番優しい湯という印象を持った御座の湯は、ウェストン卿が泊まったという部屋のある棟にひっそりとあるのだが、これが廃屋のような有様で、どの宿泊棟も古い。
唯一、綺麗なのが不老泉のある建物だが、ここは浴場だけのようだった。
私達が宿泊した棟は、料金が安いので、そんなものだろうが、上のクラスでは、取りすぎの料金という印象だ。

食事にも、松茸、ビーフ、牛乳の販売を呼びかけたりで、商魂たくましい。
食事は、お世辞にも美味しいとは言えないため、あくまで素朴に温泉を楽しみたいという方向けの宿だ。

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岩の湯               滝の湯
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地熱浴場              朝食
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夕食(一)              夕食(二)

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○温泉メモ
  泉質=単純硫黄温泉/アルカリ性単純温泉
  住所=長野県長野県安曇野市穂高有明 7226 (冬季は別)
  TEL=0263-77-1488 (冬季は別)
  HP=http://www.nakabusa.com/ 

白骨温泉<泡の湯>  ☆☆

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微かに、自分を呼ぶ声が聞こえ、それが天国とのお別れを告げる声であることに気が付いた。
グループでの湯巡りのため、集合時間が来て、現実世界に引き戻されてしまったのだ。
これから深遠なる世界へ入っていくところだったのに…。

白骨温泉は、白濁した硫黄泉の代名詞的存在として知られているように思う。
松本より西、安房トンネルへ向かう方向にあるため、東海地方からの客も多いようだ。
ここの露天は、マスコミでもよく取り上げられるため、超有名。
混浴の大露天風呂といえば、先ず思い浮かぶのが白骨の泡の湯というくらいの、温泉界のブランド旅館に立ち寄り入浴した。
今回が2度目の訪問になる泡の湯は、乗鞍側から入ると、白骨温泉の入り口にある。
宿泊はどの宿もお高い白骨ではあるが、泡の湯では、朝に行けば、宿の風呂に入ることができる。

お湯は、硫黄泉では珍しいぬる湯である。
混浴大露天も内湯も37℃くらい。違うのは、湯の色と生命力。
混浴大露天は、白濁し、女性がタオルを巻かなくても心配ないほど白濁している。
しかし、内湯の方は白濁していない。つまり、鮮度が高いということ。
それだけではない、内湯でだけ楽しめる泡々の量の凄いこと。皮膚の表面でパチパチはじける。
気持ちよいこと、この上ない。

人気の施設なので、次から次へと客が入ってくるが、皆、お目当ては混浴大露天風呂。
内湯の、しかもぬる湯の浴槽に浸かる人は少ない。
この湯の素晴らしさを知らぬまま、帰る人が殆どだろう。
おかげで、ゆっくりとトリップすることができる。
自分にとっては有難いことだが、なんと勿体ないことだろう。

硫黄泉は、大きく、硫酸塩泉タイプと炭酸水素塩温泉タイプに分かれるように思うが、泡の湯は後者。
いくら入っても暖まらない。温いからではなく、成分組成が冷えの湯のタイプだからだ。

混浴大露天の話になるが、打たせ湯の高さがなかなかのもの。
これより高いのは、那須の大正村幸の湯温泉くらしか思い浮かばない。
肩や背中のマッサージに打ってつけ。

午後の立ち寄り入浴は、宿の方は使わせてもらえず、日帰り客専用の施設になるらしい。
そこには、ぬる湯はないので、ご注意のこと。
なお、2012年まで乗鞍側からのルートしか利用できないとのこと。

○温泉メモ
  泉質=含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉
  住所=長野県松本市安曇4181長野県松本市安曇4181
  TEL=0263-93-2101
  HP=http://www.awanoyu-ryokan.com/

白馬塩の道温泉<倉下の湯>  ☆

Imgp0468白馬の温泉は白馬八方温泉があり、至極薄い湯だったが、同じ白馬でも塩の道温泉は性格が全く異なる。
鉄分と塩分の濃い温泉と期待して訪れたのだが、ここのお湯には心底驚かされた。
期待以上の曲者で、分厚い浴感は優れものなのだが、長く浸かっていると体に悪そうなのだ。
金気を含むエグイ匂いはこの辺ではお馴染みの香り。これ以外にも何かしっかりと主張している。
Imgp0470ああ懐かしい、ご無沙汰の油臭がするではないか。しかも、湯口から離れたところでもしっかりと感じる、これは機械油? コールタール?
喜連川早乙女温泉の、あの匂いを少し薄めたような明瞭な悪臭。これは一部の温泉マニアは大歓迎だろう。
これほどアクの強い匂いがブレンドされた温泉は珍しい。このブログを始めて3年になるが、この間に初入湯した温泉では、ここが一番個性的だろう。

Imgp0465味は複雑な甘みと塩辛さを備えた強烈なもの。色も珍しい泥っぽい黄色をしており、五感で楽しませてくれる。
そう、まさに五感で。泉質も個性的だが、ここの露天風呂の景色は実に素晴らしいからだ。

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入ってびっくりの温泉だが、分析表を見て更に驚く。
なんだこれ? このホウ酸の含有量!868mg/kgが本当なら、松之山温泉の2倍以上!? 松之山の日本一って嘘だったの?
それに、ガスを除いて14g/kgもあるのに、強塩温泉とは言わないのだなあ。
マグネシウムやストロンチウムも凄い量だし、砒素も入っている。数値を見ていると本当に体に悪そうだ。
長湯はやめたほうがよいかもしれない(笑)。

なお、ここの源泉はタンクローリーで近隣の施設に運んでいるが、「倉下の湯」が湯本である。
源泉掛け流しを味わうのなら、ここでなくてはならないようだ。

Imgp0472_2 Imgp0474_2 ○温泉メモ
   源泉名=白馬塩の道源泉
   泉質=ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩温泉
   成分総計=不明(17g/kg超え?)  pH=7.1
   浴槽の温度=42℃  源泉の温度=48℃
   住所=長野県北安曇郡白馬村北城9549-8
   TEL=0261-72-7989
   営業時間=10:00~22:00
   休館日=無休
   入浴料金=500円

白馬八方温泉<おびなたの湯>

Imgp0460白馬の温泉では、白馬八方温泉と塩の道温泉が有名のようなので、両者を代表する施設を一つずつ訪問することにした。
白馬八方温泉では露天の風情を求めて「おびなたの湯」をチョイス。
驚くなかれpHは11.5である。おそらく今まで入った中で一番アルカリが強い。
それらしくツルツルするが、成分総計が132mg/kgしかなく、源泉掛け流しではあるが、それほど特色のある湯ではない。
関東地方では丹沢あたりの高アルカリ泉と、肌触りも匂いもそっくりだと思う。

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○温泉メモ
   源泉名=白馬八方温泉第1,2,3号の混合泉
   泉質=アルカリ性単純温泉
   成分総計=132mg/kg  pH=11.5
   浴槽の温度=40℃  源泉の温度=51℃
   住所=長野県北安曇郡白馬村北城9346
   TEL=0261-72-3745
   営業時間=10:00~18:00 (3月は11:00~16:00) ※要確認
   休館日=11月上旬~翌年2月、4月初旬の1週間程度 ※要確認
   入浴料金=500円