温泉-16 新潟

駒の湯山荘  ☆

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魚沼市の山奥にある駒の湯山荘に泊まった。照明はランプで、テレビもない。4月下旬に開業し、11月半ばには営業を終える。
結構人気の宿のようだが、旅館ではない。名前のとおり、あくまで山荘だ。通路には殺虫剤の匂いが漂い、館内に美しさや癒しはない。温泉があるだけの山の宿だ。
ここに来るのは、できれば温泉好きの中でも、ぬる湯好き、硫黄好きであってほしい。
思うに、ここが受けるのは、夫婦やカップルに都合がいいからだろう。
いくつもの浴場があるが、女性が入れないものはない。つまり、男性専用がない。
混浴露天1、貸切露天2、混浴内湯1、女性専用内湯1、日帰り客にも開放している別棟に、混浴内湯1、女性専用内湯1という構成になっている。

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お湯は仄かに硫黄の匂いがする。泡つきも多く、特に混浴露天の泡付きには満足至極。
源泉は3つあるが、3号泉は低温のため、使っていない。湯量は多く、1号泉が毎分300L、2号泉はその数倍ある。硫黄の成分もお湯の放出量も1号泉が2号泉より多く、正直なところ、1号泉が使われている混浴露天以外の浴槽では、温泉に入る喜びを感じなかった。しかし、混浴露天は素晴らしい。1号泉は34℃ほどしかなく、大抵の人は温すぎて不満だろうが、僕にとっては天国だ。体が冷えないよう、加熱浴槽も用意されている。

そして、僕のように、何時間でもゆっくりと静かにぬる湯に入っていたい向きには、週末ではなく、空いている平日に泊まることをお勧めする。先に書いたように、夫婦やカップル向きのため、宿泊客が多いと、ゆっくり入っていられないからだ。混浴露天は3名用の小さな浴槽だ。
なお、夏になると何しろ電気がないため、部屋は暑くなり、温い風呂に浸かるばかりになるという。

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宿としてはちょっときつい駒の湯山荘だが、実は料理はとても美味しい。惜しまずにいい食材を選んでいる。

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米どころ、酒どころ。

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夕食はピンボケで御免なさい。このほか、山菜の天ぷら、けんちん汁、びわが付きました。

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○温泉メモ
  泉質=アルカリ性単純温泉
 1号泉: pH=8.5 成分総計=172mg/kg、HS- 0.2mg/kg
 2号泉: pH=8.5 成分総計=202mg/kg、HS- 0.1mg/kg
 浴槽の温度=33~34℃
  住所=新潟県魚沼市大湯駒の湯温泉
  TEL=090-2560-0305(衛星電話)
 営業期間=4月下旬から11月中旬
  HP= http://komanoyu.exblog.jp/

ゆくら妻有

Imgp7884ゆくら焼失事件後の再訪。
ちょっと分かりにくい場所にあって、久しぶりの今回も少し迷いました。
石油臭さが目立った、よく温まる塩化物泉。べたつく感じがしますが、よいお湯だと思います。
前回訪れたときは、露天風呂があることに気が付きませんでした。
焼失してしまったので、比べようがないのですが、新しい露天は狭いながらもいい感じです。
建物が川沿いに建っており、露天風呂が川沿いの緑地を見渡せるようになっているのです。

Imgp7886_2  ○温泉メモ
   泉質=ナトリウム-塩化物泉
  成分総計=7954mg/kg pH=7.6
  浴槽の温度=43~44℃
  住所=新潟県十日町市芋川乙3267番地
   TEL=025-763-2944
  営業時間=10~21時 定休日=毎週水曜日
  入浴料金=500円
  HP= http://www.nakasato-21.com/yukura2/sisetu/

宮野原温泉<宝山荘>

Imgp7882ここはマニアに評判のお湯だが、狭い浴室に客がたくさんいてイモ洗い状態だった。
夕方に訪れたのは失敗だったが、それにしても浴室の魅力が乏しい。

お湯はツルツルし、泡つきが多い。
アワアワ湯というと、ぬる湯のイメージがあるが、ここも源泉は34℃程度のぬる湯だ。
なのに、浴槽の湯はかなり熱い。なぜ、こんなに熱く加熱するのだろうか?
せめて非加熱槽が併設されていればよいのに…。

○温泉メモ
  泉質=アルカリ性単純泉
  成分総計=542mg/kg
  浴槽の温度=43℃
  住所=新潟県中魚沼郡津南町上郷宮野原65-1 TEL=025-766-2600
  立ち寄り入浴時間=10~20時
  入浴料金=400円

多宝温泉<だいろの湯>

Imgp7829_1 新潟平野には、海沿いに小さいながらも山がありました。
そして、その山の麓といってもよさそうなところに、この温泉はありました。
大規模な日帰り温泉施設で、新潟では珍しいらしい(僕はよく知らない)硫黄の香り濃い温泉です。これほどまで正統派で良質な硫黄のお湯は珍しいのではないでしょうか?
無色透明ながら、硫化水素イオンは70mgを超え、味も硫黄の苦味たっぷりです。

この1号源泉は、露天風呂の大きな浴槽に注がれています。露天風呂といっても、屋根があるので、半露天といったほうが正確かもしれませんが、男風呂の場合、横に完全な露天風呂があり、一体感があるので、とても開放感があります。
一方、その完全な露天風呂には、低温の2号源泉が非加熱で掛け流され、冷たすぎない水風呂になっています。
混雑を除けば、まるで僕のために配慮されたかのように理想的な温泉環境です。素晴らしい!
2号源泉は、内風呂では加熱された状態で掛け流されています。どこまでも掛け流しであることが、首都圏の日帰り温泉施設とは一線を画しているところです。新潟の温泉ファンは幸せです。

道中、ガソリンスタンドと雑貨店で場所の確認をしたのですが(マイカーにはナビがない)、ガソリンスタンドでは、隣の会話に、この施設の名前が出ていましたし、雑貨店のお婆ちゃんは「とてもいいお湯ですよ」と嬉しそうに話されていました。
地元の方々にも、とても愛されているようです。

○温泉メモ
  泉質=1号源泉:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
         泉温55.2℃、湧出量=162ℓ/min
         2号源泉:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性低温泉)
         泉温25.8℃、湧出量=838ℓ/min
  成分総計=1,875mg/kg(1号源泉)、1,553mg/kg(2号源泉)
  浴槽の温度=41℃(1号源泉)、27~28℃(2号源泉=露天)、41℃(2号源=内湯)
  住所=新潟県西蒲原郡岩室村石瀬3250   TEL=0256-82-1126
  立ち寄り入浴時間=10~22時
  入浴料金=800円

苗場温泉<雪ささの湯>

Imgp7735Imgp7747Imgp7750スキーシーズンが終わった苗場は、忘れられた町のように静かだった。
改装して間のない「雪ささの湯」は、以前は「ホテルさかえや」といったらしい。
内装は綺麗だが、建物の外観はビジネスホテルのようで、国道17号沿いの立地といい、温泉情緒には乏しい。
それでも、露天風呂が設けられ、冬には雪見風呂ができるようだ。
お湯は鉄分濃いオレンジ色のお湯で、べとつく感じがする。
あまり長い時間は入っていられないが、パワフルな湯が好きな人には感じるところがあるかもしれない。冬向きかなぁ。

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○温泉メモ
  泉質=カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
  成分総計=5.0g/kg pH=7.0
  浴槽の温度=43℃
  住所=新潟県湯沢町三国355
   TEL=025-780-9500
  営業時間=9~22時(冬期)、9~21時(夏期)
  入浴料金=800円 ※600円になる割引券が苗場プリンスホテルに置いてありました
  HP= http://kin611.com/yukisasa.html