温泉-19 京都

天翔の湯 大門  ☆

R0016021
京都には温泉がない。嵐山など僅かにある温泉宿も、源泉掛け流しとはいかないようだ。
温泉抜きで純粋に京都を楽しむ覚悟はしたものの、温泉ファンとしては、東京を離れて宿に泊まっているのに、温泉がないのが落ち着かない。
宿から離れたところだったので、よほど気が向いたらという積りでチェックしていた温泉は、京都で唯一源泉が掛け流されているところだ。
それは、街中にある狭苦しい銭湯だった。高深度掘削の化石海水である。京都も太古の昔は海だったというわけか。

内湯は循環だが、半露天が加熱掛け流しであった。写真の横と奥の2箇所の投入口が非加熱源泉で、底面から加熱されたお湯が注入されている。
海水のように塩分の濃いお湯で、(冬だったため)冷たい非加熱源泉を飲んでみると、かつて一度だけ経験したことがある不味さ。毒でも飲んだようにつきささる刺激で、全くひどい味だ。
そう、伊豆の雲見温泉「赤井浜露天風呂」に近い味。海水混入型の温泉でも、こんなひどい味は滅多にない。
それでも、浴感は素晴らしい! 今年最大の収穫だ。海水型に加え、鉄分も強い。
東京近郊にも化石海水型の温泉は多いが、ここよりいいお湯はないかもしれない。純粋に源泉を比較するなら、勝負になるのは、同じ銭湯の「清水湯」と「ゆの華」柏店(絶妙な非加熱源泉に浸かれるのは日替わり男女交替の片方(1階)のみ)くらいだろう。

加熱であることは、なんらマイナスには感じない。もちろん、非加熱源泉を投入する水風呂があれば、更に素晴らしかっただろう(2つ☆だったろう)。
浴室には、水風呂もあり、水道水だろうがカルキ臭はなく、さすが京都というべきか? 半露天と水風呂の交互浴に痺れてしまった。

R0016025 R0016024
阪急京都線「西京極」駅から徒歩12分くらい。

R0016023

http://tensyonoyu.web.fc2.com/index.html