温泉-18 岐阜

新穂高温泉<旅館 焼乃湯>

Imgp0201中尾地区は温泉宿のほかには何もないところだが、一番奥へ行くと源泉が出ているところがあり、強くはない硫黄臭がたちこめている。
同じ源泉ではないと思われるが、「足洗いの湯」(公園風の足湯施設)では硫黄の匂いは薄く、すぐ下にある「焼乃湯」では硫黄の匂いはまったくしない。






Imgp0204「焼乃湯」は中尾地区では最も敷地が広く、構えが立派に見えたので入ってみることにした。
しかし、立ち寄りで通されたのは館内ではなく、それとは別の湯小屋であった。
木造の風情ある湯小屋の湯は無色透明で少々熱い。
そこには北アルプスを眺められるなかなかの展望があった。
入浴したのは男性用の露天だが、貸切の混浴露天もある。

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○温泉メモ
 浴槽の温度=43℃
 住所=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾365
 TEL=0578-89-2704
 立ち寄り入浴料金=500円
 HP= http://www.yakenoyu.com/

新穂高温泉<新穂高の湯>

Imgp0053蒲田トンネルを抜けて直ぐ右手の中尾高原口にある無料駐車場に車を止め、徒歩2分。
平湯温泉の代名詞が「神の湯」なら、新穂高温泉の代名詞は「新穂高の湯」だろう。
それくらい有名な露天風呂であるが、最近になって湯温低下したため、冬期閉鎖されているようだ。気になる温度は37~38℃ほど。湯口では泡々が気持ちよい。






Imgp0066_2澄み切った癖のないお湯だ。湯口で浸かっている限り、だいぶ薄口ではあるが、温泉らしさがあり、ぬる湯なのでずっと浸かっていたくなる。

混浴だが、女性は水着着用が定着しているよう。男性は普通に裸浴しているが、何しろ橋の上からは隠してもだめなくらいに丸見えだ。男女別脱衣小屋を備えている。





○温泉メモImgp0050_3
 浴槽の温度=37~38℃
 住所=岐阜県奥飛騨温泉郷新平湯温泉
 営業時間=8:00~21:00
 料金=無料(清掃協力金として寸志を募っている)
 4月下旬~10月下旬(冬期閉鎖)
 毎週月・金曜日9~12時は、
 清掃のため入浴できない場合あり

新平湯温泉<鄙の館 松乃井>

Imgp0186奥飛騨湯巡りの際に宿泊した宿。いつもは1万円前後の宿にしか泊まらないのだが、今回は少々奮発。
特に高級な旅館でもないが、新平湯温泉の中では最も立派に見える。
車を降りると直ぐ迎えに来てくれるが、こういうサービスは僕にとってはあまり重要でない。





Imgp0158ロビーの雰囲気は写真のとおり、なかなかよい。料理は値段の割りに平凡。

温泉は、普通の浴場と貸切風呂とがあり、宿泊者は貸切風呂に1回は無料で入れる。1回の時間は45分で予約が必要だ。
普通の浴場と貸切風呂では源泉が違う。どちらもあっさりと大人しいお湯で、平湯温泉とは随分と違うので、匂いがあったりして癖のあるのは苦手という人には勧められる。


2つの源泉ではImgp0160、貸切風呂のほうが気持ちよい。とくに露天は湯かすも多く舞い、新鮮さが感じられた。
なんとなくだが、塩原古町温泉「民宿本陣」の湯を連想した。できれば、こちらの湯に長く浸かっていたい。




写真右上と左下が貸切風呂(2つあるうちの1つ)、右下が普通の浴場(内湯)。ほかに露天もある。

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写真は夕食の一部。

○温泉メモ
 源泉=(貸切風呂の源泉=)オキノ1号泉、宝水2号泉、同3号泉の混合泉
 成分総計=729mg/kg  pH=8.5
 浴槽の温度=41~42℃
 住所=岐阜県奥飛騨温泉郷新平湯温泉
 TEL=0578-89-2229
 HP= http://www.okuhida-dsl.com/matsunoi/

奥飛騨温泉郷の足湯・ミニ紹介

奥飛騨温泉郷には幾つか足湯がある。
中崎山荘前にも足湯があったようだが、私が訪れたときには山荘もろともなくなっていた。
残念ではあるが、他にも趣ある足湯があるので紹介する。

Imgp0143○平湯温泉 足湯
中小規模の温泉宿が建ち並ぶ温泉街の真ん中にある足湯。
平湯温泉には幾つもの源泉があるが、やはり奥飛騨の中でも特長ある炭酸水素塩泉の源泉が惜しげもなく足湯に投入されており、好感度高い。






Imgp0198○栃尾温泉足湯 蛍の湯
荒神の湯の源泉がすぐ横にあり、この足湯も同じ源泉と思われる。
無色透明、微かな温泉臭。








Imgp0071○新穂高温泉足湯 足洗いの湯
奥飛騨温泉郷の最奥、中尾地区にある小さな公園のような足湯。
湯は流れているという感じではないが、風情があってよい。
湯口では微かな硫黄臭も嗅げる。

平湯温泉<平湯館>

Imgp0235平湯温泉にはあまり高級宿がない。
中に入ったわけではないが、構えがなんとなく高級感のある「深山桜庵(みやまおうあん)」が温泉街の外れに目に引くほか、次いで目立つというか、規模の大きさでは一番ではないかと思わせるのが此処「平湯館」である。
旧い建物(いろり本館)といかにも見栄を張った田舎ホテル風の新しい本館との間に、露天を有する浴場がある。
いろり本館は使われていないのだろうか、何しろ男の露天風呂の真ん前にその建物が殿としていて、極めて違和感のある露天風呂と感じた。

Imgp0222お湯は金気を強く感じるものだが、匂いが強い割には浴感としてはなんだか中途半端。しかし、内湯はそれなりにいいお湯と感じた。
如何せん、前日にはご近所の平湯民俗館に入っているので、その湯と比べられるのは可愛そうだろうか。







Imgp0226実は、この平湯館、平湯温泉の共同源泉のほか、2本の自家源泉を持ち、合わせて毎分1トンの湯量を誇るというから、平湯温泉を代表する温泉処である。ブレンドされた源泉の中には、平湯民俗館の源泉も含まれている。
それだけに注文が煩くなってしまうのだが、いくつもの源泉を単純にブレンドしただけで、演出の仕方にポリシーがないと感じた。





ロビーからは大きな日本庭園(?)を俯瞰できるが、個人的にはこれを東京で見れれば凄いと思うが、奥飛騨で見てもどうってことないという印象。ただし、前述したように平湯温泉は小さな宿ばかりなので、少しでも大きな宿に泊まりたいという向きには最適であろう。

Imgp0223_2今回は泊まっていないこともあって、気楽に批判気味の文章を書いているが、平湯を代表する安泰の宿と認識したからこそ、温泉を大事にする姿勢を偽りなく出してほしいと感じた次第。
豊富な湯量に基づく掛け流しには偽りなく、かなり煩い温泉マニアの戯言と受け取ってもらいたい。



Imgp0221_2○温泉メモ
  浴槽の温度=40~43℃(内湯は温め、熱め
  の浴槽に分かれている)
  住所=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯726
  TEL=0578-89-3111
   営業時間=13:00~19:00(立ち寄り入浴)
   入浴料金=1,000円
   HP= http://www.hirayukan.com/

平湯の湯 平湯民俗館  ☆

Imgp0134扉を開けると眩いほどの緑、黄、緑。
一瞬、くらっと来た。この感覚は素敵な女性に一目惚れする感覚に似ている。
その湯は、私が来るのを待っていたかのように、ひっそりとそこに佇んでいた。

今回が初訪問となる民俗資料館が併設する露天風呂。その存在はずっと気にかかっていたのだが、神の湯と似た湯と予想していた。
これは大外れ。共通するのは干物系の匂いだが、硫黄は入っておらず、ストレートなエグイ系炭酸水素塩泉だ。濁河温泉と印象が重なるが、こちらの方がよい。

Imgp0131湯加減は40~41℃で、一般的には適温。だが、じっくりと腰をすえて湯と語り合うには高すぎる。
できれば、浴槽の縁で休みながら長い語らいを楽しみたいところなのだが、足場には蟻が、頭上には羽虫が、そして水面にもたくさんの虫の死骸が浮いている。
ちょっと君達、邪魔しないでくれ。
黒の木造となる湯小屋は、ここで休みながら長湯するにはいい雰囲気。
今度は虫たちのいない晩秋か冬に来よう。

Imgp0136と思っていたら、この記事を書くのにネット検索中に見つけた記事によると、私が訪れた数日後、5月21日からメンテナンス休業に入ったようです。
あの風情を残したまま、無事再開することを願います。


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  ○温泉メモ
   源泉=おばこ原の湯
  泉質=ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉
  浴槽の温度=40~41℃
  住所=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯27-3
  TEL=0578-89-3578

ひらゆの森

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平湯温泉は東京から来る身には信州の奥座敷のように思えてしまうが、安房トンネルを抜ければそこはもう岐阜県だ。
車のナンバーを見ると、飛騨、岐阜、名古屋が目立ち、関東勢は少数派だ。

そんな文化圏の異なる温泉街の温泉施設は、とにかく露天風呂の数が多い。
これだけあって源泉が一つ。本当に一つか未確認だが、1源泉しか掲示されていない。
ならば、熱湯からぬる湯まで温度差提供すればよいのに、残念ながらぬる湯はない。

Imgp0085_2源泉が65℃と高温のため、加水されており、どこも本来の源泉はもっとよいのではないかと感じさせるもので、なんとなく中途半端な印象を受ける。
湯は硫化水素臭、硫黄味がし、白いかき卵汁のような湯の花が大量に舞う浴槽もちらほら。
なお、内湯にはサウナと水風呂も付いている。


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※左写真の2槽のお湯がよく感じられた。手前は温め(40℃)。奥の浴槽には白い湯の花が大量に舞う。

【2012年11月追記】
4年半ぶりに10月に再訪したときは、奥の浴槽がぬる湯になっていた。手前の浴槽はなかなかいい硫黄泉でした。






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Imgp0119_2 ○温泉メモ
  泉質=含硫黄-ナトリウム・カルシウム・
   マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
  成分総計=1,481mg/kg  pH=6.8
  湧出量=373L/min
  浴槽の温度=40~42℃
  源泉の温度=65℃
  住所=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
  TEL=0578-89-3338
   営業時間=10:00~21:00(入館は20:30まで)
   入浴料金=500円
   HP= http://www.hirayunomori.co.jp/

平湯温泉<不動明王 神の湯>

Imgp9997_3平湯温泉の再訪は、ここから始めた。
朝7時から営業しているので、深夜ドライブ明けの一湯にはもってこいだ。
神の湯といえば、平湯のシンボル。
まさに天然温泉の模範とも言えそうな素朴で力強い温泉。それでいて色も匂いも個性がある。
硫黄も香るが、鰹節のような、干物のような匂いが前面に出ている。
エグイ匂いと新鮮なお湯の感覚に酔いしれた。

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○温泉メモ
  泉質=ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
  浴槽の温度=43~44℃
  住所=岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯神の湯
  TEL=0578-89-3448
  営業時間=7:00-18:00(夏期は6:00-19:00)
  休日=期間中無休(11月中旬~4月中旬は休み)
  入浴料金=500円(貸切風呂1,000円/40分・人)