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2006年9月

綱島温泉<東京園>

Imgp6831綱島温泉東京園は横浜北部の綱島の駅からすぐのところにある。綱島は、昔は温泉の街としても栄えたらしいが、今では東京園のほかには、温泉宿が一軒(?)あるくらいのようだ。

10時少し前に着いたが、営業は10時30分からだった。駅前商店街をぶらついたり、コーヒーを飲んだりして時間をつぶす。

Imgp6827東京園はかなり大きな施設で、開園時間にはお年寄りが行列を作って入場するが、中に入ると窮屈さはない。レトロな雰囲気の館内は、勿体ないほどがらんとしている。
しかし、浴場はこじんまりとしており、設備も多くはない。電気風呂やジェットやバイブラはあるものの、サウナはない。サウナはないが水風呂はある。

Imgp6820この水風呂が源泉掛け流しのようで、湯口では黒湯らしい匂いが明瞭。透明度12~15cmの黒さ。何とも気持ちよい浴感で、眠っていた感性が覚醒していくような爽快感を入浴中から覚える。
京浜地区の黒湯の銭湯には、源泉水風呂のついたところが少なくないが、狭い浴槽が多い。ここはゆったり脚を伸ばして2人が入れる浴槽なので、ゆっくり楽しめる。


Imgp6821_1体が冷えたらジェットやバイブラのある加熱槽へ。時間帯もあるかもしれないが、循環でもカルキ臭はしないので、こういうバイブラは歓迎だ。座風呂やスーパーエステ風呂は腰や足裏へのジェットのあたりが丁度いい位置にくる。

冷熱交互浴は麻薬的で、ついつい長湯してしまう。
ここは入場時に800円払うが、1時間以内に退館すれば410円が返却されるらしいので、時間内に出るつもりだったのだが、気がつくと1時間経っていた。すぐ出るのは勿体ないので、もう30分入っていた。

○温泉メモ
  泉質=ナトリウム-炭酸水素塩温泉
  浴槽の温度=40~41℃、20~25℃程度(源泉浴槽)
  住所=神奈川県横浜市港北区綱島1-8-11 TEL=045-531-0003    
   営業時間=10時30分(要確認)~20時45分
  定休日=年末年始
  入浴料=800円(10~17時、ただし1時間以内は退館時に410円返却)、600円(18時以降)

花茶寮

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鬼怒川温泉というと、温泉ファンの間では仁王尊プラザが有名だが、ガイドブックの泉質表示が同じ花茶寮(はなさりょう)は、大人の隠れ家的な印象もあって、ずっと気になっていた施設だ。
写真のように佇まいは落ち着いたもの。ここは温泉もあるが、京風懐石を楽しむ店でもある。
今回は一番安い「花かご膳」(2,310円)を頂いた。味はまあまあだが、彩り豊かで楽しませてくれる。

泉質は「含硫黄」とあるが、硫黄臭はしない。浴室の雰囲気はいいが、お湯は特色がなく、物足りなかった。
温泉に拘るのではなく、懐石料理と温泉を日帰りで楽しみたいカップル、家族にはいい施設だろう。相田みつを心の美術館を併設している。

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○温泉メモ
  泉質=含硫黄硫酸塩・塩化物温泉
  浴槽の温度=41~42℃
  住所= 栃木県塩谷郡藤原町大原652-1 TEL=0288-76-8736    
   営業時間:10時30分~20時
  定休日:祝日を除く木曜(祝日の場合は前後に振り替え)
  入浴料=大人1000円(フェイスタオル付、バスタオルのレンタル付)

湯の郷湯西川観光センター

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8月にオープンしたばかりの施設だ。
野岩鉄道湯西川温泉駅に直結した観光センターの中にある。湯西川温泉という駅名だが、温泉地はここから遠い。

温泉は無色透明、うっすらと硫黄臭がする。
半露天と内湯があるが、内湯は浴槽が大きすぎる気もする。
硫黄の香り以外にはあまり特色がないお湯だが、列車の旅がてらの入浴にはいいかもしれない。流行りの岩盤浴もある。

○温泉メモ
  浴槽の温度=41℃
  住所= 栃木県日光市西川478-1 TEL=0288-78-1222    
   温泉の営業時間=9~21時 入浴料=500円

塩原古町温泉<民宿本陣>

Imgp6591_2古町温泉でよいところがないか探していたら、「民宿本陣」のHPに一人泊の設定が記されていて、ここに決めた。
予てから「はしご湯のすすめ」の記事を見て、気になっていたところでもある。
遅い夏休みが決まった夜に「明日泊まれますか」と電話したら、快く引き受けてくれた。



Imgp6588_1ここの源泉は隣接する紀州鉄道那須塩原ホテルで使用されているものと同じだ。源泉名も「紀州鉄道塩原温泉」という。
元々、同ホテルの敷地は「本陣」のものだったそうだ。車が煩いため、源泉の使用を確保した上で、国道400号沿いから少し引っ込んだ現在の地に移転し、元の土地を同ホテルに譲ったらしい。
もっとも、移転後の「本陣」の前にも県道19号が出来てしまったのだが…。源泉は「本陣」が移転する前からある歴史の古いものとのこと。

Imgp6596_2温泉は男女別にひとつずつ内湯がある。写真は男湯。女湯はピンクのポリバスで風情がないが、カップルや夫婦はどちらかを貸切にすることもできる。
共に二人ほどが入れる小さな浴槽。できれば一人で体を伸ばして入りたい。
窓の遠くに見えるのは、紀州鉄道那須塩原ホテルだろうか。源泉はドバドバと出ており、天然そのもの。温泉の鮮度のよさは文句ない。このお湯は、不思議な香りがする。茶を焙じたような、或いは金属的な…。嫌なところのない上品な香り。お湯の肌触りは爽やかなもの。
泉質は単純泉だが、ほぼ重曹泉と呼べそうなスペックだ。

Imgp6622_2 「民宿本陣」の立地は県道19号沿いなので、迷うことはない。敷地も民宿にしては十分。
建物はまだ新しく、すっきりした設計で好ましい。
料理は美味しく、焼き物、揚げ物を出すタイミングにも拘っているように感じた。
天つゆでなくて塩なのにも共感(笑)。
今回は一般的な和食中心のものであったが、注文すれば中華料理も用意してもらえる。


立ち寄り入浴もできるが、宿泊料金がリーズナブルで、泊まってゆっくりしたいところだ。
ただし、自販機はないので、ペットボトルドリンクが必須の方は用意していったほうがよいだろう。

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上左右と左下が夕食。右下が朝食。
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○温泉メモ
  源泉名=紀州鉄道塩原温泉
  泉質=単純温泉
  成分総計=995mg/kg pH=7.5
  浴槽の温度=41~42℃
  住所= 栃木県那須塩原市塩原1055 TEL=0287-32-2043    
   立ち寄り入浴の営業時間=未確認 入浴料=未確認
  HP= http://www.e-honjin.net/index.html

奥塩原高原ホテル  ☆

Imgp6559新湯(あらゆ)には「むじなの湯」という足元湧出の共同浴場があるが、その他は噴気造成泉となる。
私は新湯に行くと、「奥塩原高原ホテル」の立ち寄り入浴をよく利用する。
新湯の旅館は皆、噴気造成泉の中の湯源泉を使用しているが、「奥塩原高原ホテル」のウッディな浴室と自然に囲まれた風情ある露天が好きだからだ。浴槽が大きすぎないこともよい。

Imgp6558 ここの湯は、噴気造成泉としては浴感がしっかりしており、私との相性はよい。フルーティな硫黄臭も心地よい。
問題は、行くたびに温度が違うこと。湯のコンディションもむらが大きいように感じる。
露天など熱くて入れないこともあるかと思えば、40℃もないのではないかと思うときもある。
露天の湯口が爆発しているようにごぼごぼ音を立てているときは湯のコンディションは抜群で、ちょろちょろ流れているときは評価を下げざるを得ないお湯となる。

Imgp6565 立ち寄り入浴料は、いつのまにか500円から800円に上がっていた。
なお、貸切露天風呂があり、立ち寄りでも利用できる模様。利用の際は予約されたし。




○温泉メモ
  源泉名=共同噴気泉(なかの湯)
  泉質=単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)
  成分総計=414mg/kg pH=2.6
  浴槽の温度=39~45℃(日によりまちまち)
  住所=栃木県那須塩原市湯本塩原113-4 TEL=0287-32-2464    
   営業時間=12~17時(立ち寄り入浴) 入浴料=800円

塩原元湯温泉<ゑびすや>  ☆

Imgp6539「ゑびすや」は、私がまだ温泉巡りを始めたばかりの頃、最初に宿泊した宿である。当然そのときが初入浴で、以来なんども立ち寄り入浴で訪れている。
宿泊は一般客と自炊部門に分かれており、いつか自炊部門に宿泊したいと思っている。一般客での食事は一番安いコースでも満足できるものだった。温泉だけでなく、食事についても結構お勧めだったりする。

梶原の湯は塩原最古の湯で、御神湯とされる。少し変わっていて、硫黄の入った炭酸泉。38℃という絶妙な湯温である。飲むとたしかに気の抜けたサイダーのようで、いくらか発泡している。塩気はなく、硫黄の苦味が利いた味だ。
この梶原の湯で炊くおかゆが「ゑびすや」名物にもなっている。硫黄が入っていると分かる味。私は気に入ったが、友人には不評だった。別の友人は、梶原の湯を不味い温泉の代表みたいに言うのでちょっと寂しい。

Imgp6542梶原の湯の肌触りは優しく心地よいが、油断して長湯しているとどっと疲れる。今回、浸かっていると腹部が圧迫されるような感覚が終始つきまとった。そういえば、初入浴のときもこの感覚があったと思い出す。
そのときは20分くらい入って上がると、顔が真っ青だと友人に指摘され、鏡を見て驚いた。硫化水素ガスのせいだろうか? なにしろ私はこれに過敏なようだ。

弘法の湯は熱いお湯で、梶原の湯よりも白濁硫黄泉という感じだが、マイルドさとは裏腹にそうとう力強いお湯に思える。こちらは間欠泉で、5~6分ごとにお湯が噴出す。いつもは水を入れたくなるくらい熱いのだが、今回は42度で入りやすかった。
このお湯と似た温泉も思い当たらず、個性的な湯が2つ揃った「ゑびすや」は稀有な存在だ。そもそも塩原で湯治宿というのが貴重である。

Imgp6549浴室は混浴と女性専用があり、梶原の湯は混浴側にだけある。浴室の扉を開けると、密教の儀式でも行われそうな雰囲気。成分が濃く、堆積物も見られる。
この密教の信者は多く、平日でも立ち寄り客が後を絶たない。
なお、女性が混浴に入るときは、女性専用の浴室から扉を開けて入るので比較的入りやすそうだが、浴室が狭いので意外と目立つ。女性が梶原の湯に入るなら、人の少ない時間帯を狙える宿泊を勧める。

今回、30分ほど入浴したが、湯上りにはぐったりして、暫くロビーの長いすに横になってしまった。更にその後暫く軽い頭痛が残った。
ここでは、長湯できるからと、調子に乗らないほうが賢明だと思う。

○温泉メモ
  ◇ 梶原の湯(混浴)
    泉質=ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)
    成分総計=3,668mg/kg pH=6.5
    浴槽の温度=38℃

  ◇ 弘法の湯(混浴・女湯)
    泉質=含硫黄-ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
    成分総計=4,421mg/kg pH=6.7
    浴槽の温度=42℃(過去4年の記憶では44℃以上のときが多い)

  住所=栃木県那須塩原市湯本塩原153  TEL=0287-32-3221    
   営業時間=11~15時(立ち寄り入浴)  入浴料=500円

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大網温泉<湯守田中屋>

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平日の朝10時少し前、館内の風呂は清掃中とのことで、野天風呂だけに浸かる。
塩原唯一の芒硝泉とのことだが、無色透明無味無臭。浴感にも温泉らしさを感じない。
渓流の岩場にある野天風呂を楽しみたい人には勧められるだろう。野天風呂には、混浴と小さいが女性専用がある。
なお、この野天風呂へのアプローチは意外と険しく、帰りは体力のない人にはつらい。

○温泉メモ
  泉質=ナトリウム・カルシウム―硫酸塩温泉 (弱アルカリ性低張性高温泉)
  成分総計=1,511mg/kg  pH=7.8
  浴槽の温度=42℃
  住所=栃木県那須塩原市下塩原6番地
  TEL=0287-32-3232
   営業時間(野天風呂の立ち寄り入浴)=6時~22時
  入浴料=800円

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