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塩原元湯温泉<ゑびすや>  ☆

Imgp6539「ゑびすや」は、私がまだ温泉巡りを始めたばかりの頃、最初に宿泊した宿である。当然そのときが初入浴で、以来なんども立ち寄り入浴で訪れている。
宿泊は一般客と自炊部門に分かれており、いつか自炊部門に宿泊したいと思っている。一般客での食事は一番安いコースでも満足できるものだった。温泉だけでなく、食事についても結構お勧めだったりする。

梶原の湯は塩原最古の湯で、御神湯とされる。少し変わっていて、硫黄の入った炭酸泉。38℃という絶妙な湯温である。飲むとたしかに気の抜けたサイダーのようで、いくらか発泡している。塩気はなく、硫黄の苦味が利いた味だ。
この梶原の湯で炊くおかゆが「ゑびすや」名物にもなっている。硫黄が入っていると分かる味。私は気に入ったが、友人には不評だった。別の友人は、梶原の湯を不味い温泉の代表みたいに言うのでちょっと寂しい。

Imgp6542梶原の湯の肌触りは優しく心地よいが、油断して長湯しているとどっと疲れる。今回、浸かっていると腹部が圧迫されるような感覚が終始つきまとった。そういえば、初入浴のときもこの感覚があったと思い出す。
そのときは20分くらい入って上がると、顔が真っ青だと友人に指摘され、鏡を見て驚いた。硫化水素ガスのせいだろうか? なにしろ私はこれに過敏なようだ。

弘法の湯は熱いお湯で、梶原の湯よりも白濁硫黄泉という感じだが、マイルドさとは裏腹にそうとう力強いお湯に思える。こちらは間欠泉で、5~6分ごとにお湯が噴出す。いつもは水を入れたくなるくらい熱いのだが、今回は42度で入りやすかった。
このお湯と似た温泉も思い当たらず、個性的な湯が2つ揃った「ゑびすや」は稀有な存在だ。そもそも塩原で湯治宿というのが貴重である。

Imgp6549浴室は混浴と女性専用があり、梶原の湯は混浴側にだけある。浴室の扉を開けると、密教の儀式でも行われそうな雰囲気。成分が濃く、堆積物も見られる。
この密教の信者は多く、平日でも立ち寄り客が後を絶たない。
なお、女性が混浴に入るときは、女性専用の浴室から扉を開けて入るので比較的入りやすそうだが、浴室が狭いので意外と目立つ。女性が梶原の湯に入るなら、人の少ない時間帯を狙える宿泊を勧める。

今回、30分ほど入浴したが、湯上りにはぐったりして、暫くロビーの長いすに横になってしまった。更にその後暫く軽い頭痛が残った。
ここでは、長湯できるからと、調子に乗らないほうが賢明だと思う。

○温泉メモ
  ◇ 梶原の湯(混浴)
    泉質=ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)
    成分総計=3,668mg/kg pH=6.5
    浴槽の温度=38℃

  ◇ 弘法の湯(混浴・女湯)
    泉質=含硫黄-ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
    成分総計=4,421mg/kg pH=6.7
    浴槽の温度=42℃(過去4年の記憶では44℃以上のときが多い)

  住所=栃木県那須塩原市湯本塩原153  TEL=0287-32-3221    
   営業時間=11~15時(立ち寄り入浴)  入浴料=500円

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