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2006年11月

溝口温泉<喜楽里>

Imgp7082川崎市に新しくできた温泉施設である。
オープン日の11月8日の夜に行ってきたが、レポが遅れてしまった。
川崎市といえど、まだまだ地価の安くないところなので、埼玉県にあるような同様の施設に比べると、敷地面積に恵まれない。
休憩所等のスペースは見劣りしないが、露天風呂が狭く感じる。
周辺人口は多く、類似施設も少ないところから、オープン早々混雑している。
湯楽の里系列なので、施設としては代わり映えしないが、小学生以下の入場を禁止しており、玄関先で高学年の小学生が家族連れでも断られているのを見ると、少々やりすぎな気もしないではない。
そもそも、そのような大人向けを強く意識したとは思えないありきたりの設計である。

掛け流し浴槽もあり、お湯は悪くない。薄褐色の重曹泉で、強くはないが、ヌルツル感もしっかりしている。
本当に素晴らしい温泉で感じるような浴感の感動はないが、湯口では個性的な薬品臭(インクのような匂い)が感じられ、面白い。塩素消毒はしているようだが、源泉槽で塩素臭を識別することはできなかった。

また、湯口では炭酸のようなジュワーとしたアワアワが噴出しているのだが、分析表の炭酸ガスの数値は少なく、納得いかない。このアワアワは何なのか?


○温泉メモ
  泉質=ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
  成分総計=3541mg/kg pH=8.0
  浴槽の温度=41℃(源泉槽)
  住所=神奈川県川崎市高津区千年1068-1  TEL=044-741-4126
   営業時間=9~24時 年中無休(メンテナンス休業あり)
  入浴料=750円(土・日・特定日 950円)

ホテル昭和  ☆

Imgp0910山梨県の穴場の温泉にして、もしかすると同県で一番良質な温泉になるかもしれない。
ビジネスホテルに浴場がひとつついていて、普段は男性専用だが、女性の宿泊客がいると、専用時間帯を用意してくれるようだ。
久々に訪問した日は、女性の宿泊客が多いということで、1時間づつ2コマの女性専用タイムが設けられていた。
夜遅くチェックインすると、温泉に入れなくなるかもしれないので注意が必要だ。朝の温泉利用はできない。

Imgp7061温泉については、知る人ぞ知る素晴らしい泉質である。とにかく泡付きが物凄く、写真で水面が白くなっているのは泡なのだ。
成分は薄いが、単に泡のせいだけとは思えない心地よいお湯で、優しい感触と力強い浸透力のようなものを感じる。匂いは日によって強弱があるが、癖のあるエグイもの。モール泉だと思う。


Imgp7058サウナと水風呂も付いており、水風呂は消毒臭もなくて好感。
とにかく素晴らしい温泉なのだが、B級感と閉塞感のある浴場で、また来たいと思わせる空間でないのが残念ではある。(そうは言っても何度も来ているが)
ホテルの方はけっこう綺麗。シングル5,000円弱なので利用しやすい。国道20号沿い北側(東京方面車線側)にある。
以前は立ち寄り入浴できたが、現在は宿泊しないと入れない。

Imgp0901_1 ○温泉メモ
  泉質=アルカリ性単純泉
  成分総計=不明
  浴槽の温度=37℃(源泉槽)
  住所=山梨県中巨摩郡昭和町西条3682-1
  TEL=055-226-1521
   立ち寄り入浴不可

大塩温泉共同浴場

Imgp0579大塩温泉を訪れると、かつては他人の家に上がりこんだような気分になった。
共同浴場なのに、浴場は階段を下りた地下室みたいなところにあり、1階は洋間と日本間の2間続きの休憩室があって、本棚まで備えられていた。
しかし、最近改装があって、この心地よい空間は取り壊され、現在は駐車場になっている。
本当に残念だ。浴場は前と変わらない。 
Imgp7004

何度も訪れているが、来るたびにお湯の印象が低くなっていくのは意外だ。
こんな田舎にこんな濃厚なお湯が湧いていることに、最初訪れたときは感動したものだ。私の温泉感覚が変わったというしかない。
思えば、魚の干物臭のする温泉があるということを知ったのも、ここが最初だった。

Imgp0582_1

午前中は非加熱、午後は加熱しており、午前中に入った方がお湯がよい。

雪溶けの季節らしいが(?)、すぐそばの只見川の川辺に野天風呂が湧き出す。
一度入ったことがあるが、ロケーションもお湯も素晴らしかった。共同浴場よりもいいと思う。



Imgp0567_1  ○温泉メモ
  泉質=含二酸化炭素・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
  成分総計=12,502mg/kg pH=6.5
  浴槽の温度=37~38℃(午前)  男女別
  住所=福島県大沼郡金山町金山町大字大塩
   営業時間=未確認  入浴料=200円以上(協力金)

改装前                      改装後Imgp0596
Imgp6995  









改装前にあった休憩室
Imgp0592Imgp0593Imgp0594

玉梨温泉共同浴場  ☆

Imgp6957_1ここは本当に狭い浴場で、脱衣室も浴室もミニマムだ。
浴槽は3人入るのが限度で、近所の玉縄の湯の半分の大きさもないかもしれない。
しかし、ミニマムであるが故に、マキシマムな温泉の味わいが広がっている。
ざばざばと掛け流されるお湯は、新鮮さと尋常でない力強さを持っており、本物の温泉の凄さを思い知らされる。

金気たっぷり土類混じりの泉質で、エグい匂い、甘く複雑な味が特長。特に匂いは上がった後も体から取れないくらい強い。
この浴場では、ほぼ無色透明だが、近くの同じ源泉を引いた宿では緑色に変色する。宿でも日帰り入浴を受け付けているが、玉梨温泉の本当の実力を知りたければ、この共同浴場しかない。
やや熱めの湯に入ったり出たりを繰り返し、「グレート」と呟く。まさに温泉の横綱である。

○温泉メモ
  泉質=炭酸水素塩温泉
  成分総計=3,699mg/kg pH=6.5
  浴槽の温度=42℃  男女別
  住所=福島県大沼郡金山町金山町大字玉梨字湯ノ上2781-1
   営業時間=未確認  入浴料=200円?(協力金)

会津川口温泉<玉縄の湯>  ☆

Imgp6970玉縄の湯と聞けば、入ることの難しい温泉という印象がある。
入れる曜日と時間がかなり限定されており、湯巡りプランに組み込みにくい。
今回の奥会津の湯巡りは、ここに入ることが最大の目的だった。

当日は、玉梨共同浴場、深沢「むら湯」という素晴らしいお湯の後だったので、印象が薄れないかという心配もあったのだが、見事なまでに払拭された。

Imgp6967玉縄の湯の入浴体験は、他の奥会津の温泉とは一味もふた味も違い、驚きに満ちていた。
透明がかったダークブルーの美しさ、体にまとわりつく細かい泡の多さ、白葱のような匂い、絶妙な長湯志向の温度、泉質が間違っていないかと思うほど優しい浴感。
レアな個性を持っているが、癒し系温泉だと思う。ここは、温泉好きのために優しい時間を用意して待っているところだ。

場所は分かりにくいが、実は国道から湯小屋が見えている。
会津川口駅周辺の町から只見方面へ向かうトンネルがあり、その入り口から出ている横道を進む。


【再訪メモ】
3~4年振り2度目の訪問。
真夏だと、湯温が39℃ほどあって、思い切り長湯をするわけにはいかない。
印象は優しい湯だが、硫酸が濃いので、長く浸かっていると、やはり湯疲れする。
そして、今回はネガティブな印象も…。浴室に清潔感がない。
お湯は、白葱のような匂いは今回はなかったが、やはり相当にいい。
今回は、浴室の清潔感のなさにより、星一つ減らすこととするが、それでもお湯は国内屈指のレベルだと思う。(2010年8月)

○温泉メモ
  泉質=ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
  成分総計=6,786.7mg/kg pH=7.42
  浴槽の温度=38℃  男女別
  住所=福島県大沼郡金山町 TEL=0241-54-2311(金山町観光協会)
   営業時間=火・木・土・日曜日の16~22時(金山町観光協会に問い合わせた方が無難)
  入浴料=200円

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