美肌湯
「美肌湯(びじんゆ)」は、ずっと気になっていた静岡市の日帰り温泉施設だ。
静岡駅から近いところにある。訪問するまでは、東京近郊によくある綺麗なスーパー銭湯みたいな施設だろうと思っていたが、実際は一昔前の健康ランドのスタイル。内湯の大浴場のみで、露天はない。
浴場に入ると、硫黄の香りがする。事前情報どおりで思わず笑みがこぼれる。一段高まったところにある小さめの浴槽が硫黄泉。カブラヲ温泉というらしい。掛け流しと表示されている。
浸かると、何だろう、このつるつるとした感触は。関東地方でこれだけつるつるするお湯はちょっと思いつかない。最近入った、あきる野温泉「瀬音の湯」も凄かったが、つるつるの質感が違うものの、「美肌湯」も同等以上(おそらくこちらが上)の強い印象を受けた。
また、「瀬音の湯」では甘い硫黄臭がしているが、ここはもっと硫黄らしい硫黄臭。とにかく本格的な硫黄泉だ。湯は無色透明で、黒い湯の花(硫化鉄)がたくさん舞っている。
ところがである。この温泉は、実はこの敷地で自噴しているのではなく、別の泉源地からタンクローリーで輸送されてきているらしい。
掲示には、一日40トンを輸送しているとある。
40トンあれば、小さな浴槽なので、15~20リットル/分ほどを掛け流すことが可能だが、本当に毎日40トンも輸送しているのだろうか。
とにかく、朝入った限りでは、上物の掛け流し硫黄泉を堪能している実感に偽りなし。
これがタンクローリーで輸送された湯かと思うと、なんとも感動的である。
ここは、もう一つ、籠上温泉というpH9.9の塩化物泉が使われている。こちらは、敷地内に湧出しているにも関わらず、浴槽では循環でしか使用されておらず、とても残念。
それにしても、カブラヲ温泉には惚れこんでしまった。源泉湧出地は表示がない。
[2007.6.5追記]
「温泉みしゅらん」掲示板で、私の投稿に対してmooさんからご返事がありました。
カブラヲ温泉の源泉は、「美肌湯」より直線距離で4キロ北西、安部川沿いの山側にあるそうです。
4トンのタンクローリー2台により運搬されている模様です。


○温泉メモ
「カブラヲ温泉」
泉質=含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
成分総計=2,103mg/kg pH=8.9 泉温=30℃ 浴槽の温度=40℃(加温)
「籠上温泉」
泉質=ナトリウム・塩化物温泉
成分総計=1,015mg/kg pH=9.9 泉温=42℃ 浴槽の温度=37~41℃
住所=静岡県静岡市葵区籠上15-15 TEL=054-252-1126
営業時間=6:00~23:00 休館日=毎月第3火曜日(祝日の場合は翌日)
入浴料金=800~1,500円(各種コースあり)
HP=http://www.bijinyu.co.jp/index.html
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コメント
ここのタンクローリー、朝から晩までひっきりなしに稼動しているのを見かけるので何ぞや?と思っていたのですがなるほど、かけ流しをしていたんですね♪
ちなみに今日も見掛けました。
投稿: justy | 2008年6月19日 (木) 22時00分
某掲示板にも書かせていただきましたが書き込みが多いので..
カブラヲ温泉を運ぶタンクローリーの運転手さんからの情報です。
毎日4tのローリーで12~13回、1日に約50tを源泉から運んで掛け流しにしているみたいです。
投稿: moo | 2007年9月29日 (土) 19時13分