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2007年7月

那須湯本温泉<藤田屋> ☆  & 那須湯本の民宿

Imgp8652那須の民宿には早く泊まりたいと思っていたが、延び延びになっていた。
初宿泊は、民芸調の良い雰囲気を醸し出している宿にした。
写真のような洒落た宿で、くどさを排除した美意識で統一された内外装。細かなところにセンスが光る。トイレもウォシュレットで清潔感がある。
川沿いに建ち、水の流れる音も聞こえ、風情たっぷり。

料理は家庭的で安いものだけだが、十分リーズナブル。量だって、私には丁度よい。
これで一泊6,000 6,500円だ!

Imgp8672温泉は館内にはないが、2つの共同浴場(滝の湯、河原の湯)が使える。滝の湯へは歩いて1分、河原の湯へは5分くらいだ。入浴は5~23時。有名な鹿の湯にも歩いて2分ほど。

○宿のメモ
 住所=栃木県那須郡那須町湯本181
 TEL=0287-76-2243
   HP=http://www.nasu-fujitaya.com/


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※写真右下は、宿と姉妹経営の土産屋「みちのく」。那須街道沿いにあり、
  知っている方も多いはず。中は半地下、半2階があり、けっこう広い。


++++ お宿情報 ++++

 那須湯元の民宿についてのネット情報が極めて少ないので、少々載せておく。
 どこも驚くほど安く泊まれるが、滝の湯に近いところでいくつか選んでみた。

Imgp8660◇田中屋

 食事とコーヒーに拘っているらしい。
 滝の湯の少し上にある。

 一泊2食付6,900円 TEL=0287-76-2113
 HP=
http://www.f2.dion.ne.jp/~nasu_t_m/



Imgp8655 ◇松葉

 藤田屋と同じような民芸調。川向いにあり、滝の湯の前
 の橋を渡っていく。
 
 一泊2食付6,000円  TEL=0287-76-3434
 HP=http://www6.ocn.ne.jp/~matsuba2/




Imgp8659◇月光館

 月光館別館のほうが有名かもしれない。
 普通の一戸建てのような小さな建物だが、滝の湯の
  すぐ隣にある。

 TEL=0287-76-2355



Imgp8667◇新小松屋
 鹿の湯に程近い。ここは那須湯本の民宿としては珍しく、自前の浴室や足湯を持つ。
 (足湯は閉鎖しました。 2012年12月追記)
Imgp8666
  一泊2食付6,650円
 TEL=0287-76-3633  HP=http://park18.wakwak.com/%7Edai.s/

那須湯本温泉<滝の湯><河原の湯>

◇那須湯本礼賛

Imgp8690那須湯本温泉は、ぬる湯好きの私がこよなく愛す熱い硫黄泉。
濃厚な香りと刺激的な浴感が楽しめる温泉。硫黄泉と酸性泉の魅力がバランスよく味わえる一級の温泉は、関東ではここだけ。
嗅覚では単なる硫黄臭だけではない那須独特の深い香り。どこか清涼感を感じる。
味覚では、苦味、渋み、酸味が全て主張する。
浴感は鋭さだけが出すぎず、ほどよくマイルドでありながら、体の内部にはジンジンと来る力強さ。
フランス料理で言えば、三ツ星レストランって、こんな感じなの?
硫黄に反応する体質の者には応えられない爽快感、充実感。

Imgp8684これらは、今まで何回も入った鹿の湯・行人の湯混合泉(一般に鹿の湯として鹿の湯共同浴場と周辺のホテル、旅館に供給されてい源泉)の印象だ。
しかし、今回初入浴した2つの共同浴場(滝の湯、河原の湯)は、意外なことに同じ源泉ではなかった。
これら2つの共同浴場は、鹿の湯とは違い、那須湯元の民宿に宿泊した者が入れるシステムで、日帰り入浴はできない。
那須湯元の民宿は安く泊まれるので、週末予定がなくなったなら、直前予約でも当日でもなんでも宿泊してみるとよいだろう。
(写真右上=滝の湯、左下=河原の湯)

Imgp8640_1■滝の湯
 民宿街の中心に位置し、ウッディな佇まいが目を引く。民宿街のシンボルにもなっている感じ。
 源泉は「御所の湯」で、「鹿の湯・行人の湯混合泉」とは微妙に成分バランスが異なる。
 「鹿の湯・行人の湯混合泉」よりは温泉力が弱い気がした。相対的には硫黄が薄い印象。メタ珪酸も半分以下。はたして、「行人の湯」と異なるのかは不明だが、この日入った限りでは「河原の湯」よりも温泉力が少々弱い気がした。 (2010年5月の再訪では、どちらも素晴らしかった)
もっとも、混雑度がかなり違い、滝の湯はちょっと混んでいたので、一概に比較はできないかもしれない。

 ○温泉メモ
  源泉名=御所の湯
  泉質=含硫黄・カルシウム・硫酸塩温泉(硫化水素型)
  成分総計=1,031mg/kg pH=2.5
  浴槽の温度=42~43℃(先客しだい)
  住所=栃木県那須郡那須町湯本
  入浴時間=5:00~23:00(立ち寄り不可)

Imgp8642 ■河原の湯
 民宿外の外れにあり、滝の湯より小振りで、空いている。
 源泉は「行人の湯」とだけ大雑把な表示があり、こちらは那須湯本=鹿の湯の印象と重なる。
 白濁していると鮮度が落ちているという説もあり、間違いではないだろうが、那須湯本に関してはあまり気にする必要はない。
 硫黄が多いので白濁しやすいし、もともと少し湯を置いているので酸化する。お湯がいくらかマイルドになり、バランスがよい。
 それよりも2つある浴槽で、どちらも白濁して同じように見えても、温泉の力差が歴然としている場合があるので、よく確認してほしい。湯量を調整できるので、先客により、お湯の状態に差が生じることがあるからだ。

Imgp8650_1  ○温泉メモ
  源泉名=行人の湯
  浴槽の温度=41~43℃(先客しだい)
  住所=栃木県那須郡那須町湯本
  入浴時間=5:00~23:00(立ち寄り不可)

弁天温泉<弁天温泉旅館>

Imgp8706_1やっと弁天温泉に入ることができた。
那須湯本より高いところにある温泉で、大丸温泉や北温泉などと一緒に、メジャーな温泉ガイドにも取り上げられているところだ。
しかし、その割には、なんとも垢抜けないところ。古い建物は手入れされておらず、廃墟のよう。
浴室はとくに上部が朽ち果てており、やはり廃墟となった工場のような雰囲気だ。
露天は5つあり、すべて混浴。メインの2つは、傘のある方が熱く、蛙の石がある方がぬる湯になっている。どちらも底がぬめぬめしていて気持ち悪い。

Imgp8704_2ここが有名なのは混浴ということもあるのだろうが、あまりにも手入れされておらず、訪れてがっかりするカップルが多いのではないだろかと心配になる。
貸切風呂付きのお洒落な宿か、或いは日帰り専門施設に建て直したらいかがか?
せっかく、デートコースの真っ只中という好立地にあるのに、勿体ない。

最後にお湯について。
那須では珍しい土類系の炭酸水素塩温泉かと思いきや、分類上は単純温泉で硫酸イオンが多かったりする。
匂いは、奥会津にありそうな感じの、干物系、だし汁系。
色は無色透明が酸素に触れて青い濁り湯になっていくようだ。この青い色(蒼いという感じ)は何が原因なのだろう?

Imgp8702_1お湯がいいのは、内湯。大きな浴槽なので意外だったが、流している湯量が多くて気持ちよい。
露天では、釜風呂、夫婦かめの湯のお湯がよい。樽乃湯は屋根が外されてしまっており、虫や葉っぱが浮いていたのでパス。

マニアによるネット上の情報も多い方ではなく、もっと取り上げられてもいいお湯だと思う。

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             夫婦かめの湯                      釜風呂
           樽乃湯
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○温泉メモ
 源泉名=弁天温泉No6~9混合泉
 泉質=単純温泉
 成分総計=912mg/kg pH=6.4
 浴槽の温度=38~44℃(温度設定多彩)
 住所=栃木県那須郡那須町湯本157
 TEL=0287-76-2211
 入浴料金=1,000円
 営業時間=10:00~17:00

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