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2007年12月

東京・白河

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Imgp0080_2東京・深川は一番北側に位置する一帯、清澄庭園や深川江戸資料館で知られる江東区白河、三好を歩く。
3~4階建ての一戸建てと小規模なマンションが多い住宅街に囲まれて、小さな寺院が林立する。
地下鉄半蔵門線が走る清洲橋通りに面しては、ホテルや高層マンションもそびえ立つ一方、資料館通りは下町情緒を色濃く残す。
時代が交錯する街。


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Jaco/Hen

Imgp0043久々に府中を歩いてみると、随分と賑やかになったと思う。目抜き通りの欅並木と雑踏のマッチングがミニ仙台という感じだ。
賑わう街中にある店に入ると、なかなか居心地が良い。
お酒は美味いし、料理も皆美味しそう。ビーフシチューなどあんまり美味しいので、おかわりしてしまった。

マスターは元ミュージシャンらしく、夜も更けて客も少なくなると、なにげなくライブが始まった。
今宵は大阪からのミュージシャン、シンジ&シェフだ。

ありそうでないよ、こういう店は。府中に住みたくなっちゃったな。

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http://www.hpmix.com/home/jacohen/

林温泉<かたくりの湯>

Imgp0027_2かたくりの湯は、まもなくダムに沈む川原湯温泉の近くの林地区にある。
JR吾妻線はそのまま残るが、線路より南側の風景は大きく変る。
林地区は線路の北側、少し高い所に位置し、ダム竣工の後も残るようだ。
元々、ダムで失われる温泉の代わりに住民のためにできた施設とも聞いたことがある。
場所は大変分かりにくいので、自分一人で探そうとしないことだ。案内板は一切ない。

Imgp0029_2外観があまりぱっとしない湯小屋は、浴室の天井が高く、安材ながらも木材を使ったなかなかの内装で、浴槽がポリバスなのが惜しまれる。
今からでも遅くないので、木の浴槽にしてほしいところだ。
温泉はNa-Cl塩化物泉。無色透明、温まりそうなお湯で、一番の特色は濃厚な機械油臭。

貼り紙によると、12月20日(この記事を書いている本日ですね)に温泉管が移設されるそうだ。

○温泉メモ
  泉質=ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
  成分総計=3.16g/kg
  浴槽の温度=41~42℃
  入浴料金=300円(地元の方は無料)

万座温泉<万座温泉ホテル>

Imgp0007万座温泉というと、日本で一番標高の高い所にある温泉ということになっている。
冬はすぐ麓(ふもと)の草津や県境を越えた志賀高原と繋がる道路は閉鎖される。
12月9日、嬬恋の方から万座ハイウェイで上る。途端に銀世界だ。
ゲレンデはまだやっていなかったので、ここにいるのは本当に温泉目当ての人たちに違いない。

Imgp9977万座でも一番奥にある万座温泉ホテル。今回が初訪問だ。
日進館という歴史ある湯小屋が取り壊されると聞いてやってきた。ここに入るのは最初で最後になるだろう。
ロビーで入浴料を払うと、一番奥にある日進館まで外道を歩く。外は氷点下だ。
しんしんと雪が降り積もり、凍てつく風に震えながら、滑らないように注意して坂道を下りる。

Imgp9981日進館の湯小屋は、ちょっと意外なほど堂々として見えた。宿とある建物は、既に昨年取り壊されたらしい。
最後まで残った湯小屋には、ラジウム湯と鉄湯があり、男女日替わりとなる。
源泉が異なるのか、まったく違う感じのお湯らしい。今回は男湯がラジウム湯。電話でこの日のお湯を確かめてきた。

最後の別れを知ってか知らぬのか、この日、浴室は男たちで一杯になった。誰かが温いと文句を言ったのか、湯守の女性が来て湯口の量を調整する。1℃上がるのに何分かかるなどと説明するが、今まで何度そうしてきたのだろう。それもここではあと少しだ。

Imgp9994_3建物の周辺で強かった硫黄の匂いは、お湯からはそれほど感じない。青っぽい湯の色に神秘的なものを感じる。(写真右)
まろやかでありながら、神がかり的な感触で、なんだろうこのプレミアな味わいは。頭に浮かんだのは、蔵王温泉かわらや旅館の湯。
他の万座温泉や近くの草津温泉とはまったく異なるものだった。

Imgp0025万座温泉ホテルは、日進館のほかに、極楽湯という露天風呂や数々の浴槽を有する長寿の湯があり、温泉デパートのようだ。
極楽湯はもっと普通の硫黄泉。ややパンチに欠けるが、硫黄臭はプンプンで、なんといっても雪見風呂が素敵だ。(写真最上)

長寿の湯はどの浴槽も同じ源泉のように感じたが、万座温泉らしいお湯だ。

ロビーも古ぼけてはいるが、のんびり寛げた。万座は、過去にプリンスホテル、湯の花旅館、豊国館と入っているが、どこも今ひとつピンと来ず、ここでは万座温泉を見直すことができた。

【2012.9加筆】
 日進館が取り壊された後も、宿全体で日進館の名を引き継いでいる。
 長寿の湯は広いが、人が多くて休み所がなく、少し落ち着かない。
 再訪してさほどの魅力を感じなかったので、☆を外すことにする。



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○温泉メモ
  浴槽の温度=40~42℃
  住所=群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401
  TEL=0279-97-3131
  入浴料金=1,000円
  URL=http://www.manza.co.jp/

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冬に聴くボサノバ。
苦しい日々も孤独も不安も、それを許容し、昇華したときに感じる落ち着きとでもいうか、そんな感覚です。ラテンなため息は、明日への希望に繋がる。
ときおり微妙にスマイルを見せながら、何を考えているのか、振る舞いは軽やか、そんな人は魅力的だ。

ベタなブラジル音楽の間に挟まる独創的でファンタスティックな音空間。
とくに「ア・イーリャ」「ミニャ・ボィシ・ミニャ・ヴィータ」でそれを感じます。
一推しは「トリィーリョス・ウルバーノス」。この曲を車の中、J-WAVEで聴いてアーチストを探しました。
全編、クリスタルボイスを乗せてアコースティックサウンドの魅力で満ちていますが、面白いのはブラスをフィーチャーした曲が多いこと。
フルート、トロンボーンはブラジル音楽ではあたりまえですが、クラリネット、オーボエ、フリューゲルホーンまで登場します。
「ア・イーリャ」のチェロも美しいし、この曲はコーラスと掛け合いながら執拗な転調を繰り返してさっと終わるところなど幻想的でとてもチャーミング。
「トリィーリョス・ウルバーノス」の独特のピッチ、コード感覚など、エッセンスいっぱいで不思議な魅力を持ったアルバムです。

chie ilha de sol (イーリャ・ヂ・ソール) 2007.11.21発売(ビデオアーツ・ミュージック)
http://www.videoartsmusic.com/chie/
 ※試聴できます。Chieさん本人による解説も読めます。

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