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万座温泉<万座温泉ホテル>

Imgp0007万座温泉というと、日本で一番標高の高い所にある温泉ということになっている。
冬はすぐ麓(ふもと)の草津や県境を越えた志賀高原と繋がる道路は閉鎖される。
12月9日、嬬恋の方から万座ハイウェイで上る。途端に銀世界だ。
ゲレンデはまだやっていなかったので、ここにいるのは本当に温泉目当ての人たちに違いない。

Imgp9977万座でも一番奥にある万座温泉ホテル。今回が初訪問だ。
日進館という歴史ある湯小屋が取り壊されると聞いてやってきた。ここに入るのは最初で最後になるだろう。
ロビーで入浴料を払うと、一番奥にある日進館まで外道を歩く。外は氷点下だ。
しんしんと雪が降り積もり、凍てつく風に震えながら、滑らないように注意して坂道を下りる。

Imgp9981日進館の湯小屋は、ちょっと意外なほど堂々として見えた。宿とある建物は、既に昨年取り壊されたらしい。
最後まで残った湯小屋には、ラジウム湯と鉄湯があり、男女日替わりとなる。
源泉が異なるのか、まったく違う感じのお湯らしい。今回は男湯がラジウム湯。電話でこの日のお湯を確かめてきた。

最後の別れを知ってか知らぬのか、この日、浴室は男たちで一杯になった。誰かが温いと文句を言ったのか、湯守の女性が来て湯口の量を調整する。1℃上がるのに何分かかるなどと説明するが、今まで何度そうしてきたのだろう。それもここではあと少しだ。

Imgp9994_3建物の周辺で強かった硫黄の匂いは、お湯からはそれほど感じない。青っぽい湯の色に神秘的なものを感じる。(写真右)
まろやかでありながら、神がかり的な感触で、なんだろうこのプレミアな味わいは。頭に浮かんだのは、蔵王温泉かわらや旅館の湯。
他の万座温泉や近くの草津温泉とはまったく異なるものだった。

Imgp0025万座温泉ホテルは、日進館のほかに、極楽湯という露天風呂や数々の浴槽を有する長寿の湯があり、温泉デパートのようだ。
極楽湯はもっと普通の硫黄泉。ややパンチに欠けるが、硫黄臭はプンプンで、なんといっても雪見風呂が素敵だ。(写真最上)

長寿の湯はどの浴槽も同じ源泉のように感じたが、万座温泉らしいお湯だ。

ロビーも古ぼけてはいるが、のんびり寛げた。万座は、過去にプリンスホテル、湯の花旅館、豊国館と入っているが、どこも今ひとつピンと来ず、ここでは万座温泉を見直すことができた。

【2012.9加筆】
 日進館が取り壊された後も、宿全体で日進館の名を引き継いでいる。
 長寿の湯は広いが、人が多くて休み所がなく、少し落ち着かない。
 再訪してさほどの魅力を感じなかったので、☆を外すことにする。



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○温泉メモ
  浴槽の温度=40~42℃
  住所=群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401
  TEL=0279-97-3131
  入浴料金=1,000円
  URL=http://www.manza.co.jp/

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