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2008年8月

石ばし

Imgp0575_2東京・文京区にある老舗。通の評判がすこぶるよい。
有楽町線江戸川橋駅からの道はやや分かりにくいが、陽が落ちかけた頃に入店する。
玄関脇に椅子席がある。靴を脱いで上がると3部屋の座敷があり、一番奥の座敷に通される。テーブルが3つある。
料亭のようでもあるが、それよりは人の家に上がりこんだ様だ。
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入ってしまえば随分と落ち着く空間なのだが、ここに来るまでは少々面倒だった。
予約制だし、電話してもなかなか繋がらない。やっと繋がったと思えば、何日か先の注文まで電話でさせるのだった。その日の気分などお構いなしだ。
なんだか敷居が高くて、こんな店は本当に特別なときだけにしたいなと思わなくもない。
いや、ここの白焼きを食べるまでは…。

Imgp0614酒を注文するとお通し二品がつくとある。別料金である。注文しなくとも豆腐と3品が載った皿が出た。どれもいけるが、豆腐の美味しさが特筆ものだと思う。
漬物は家庭的な味で滅多に食べられない深みはあるが、洗練味に欠ける。



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Imgp0644注文してから1時間以上経った頃、肝焼き3点が登場。写真奥から順に、レバー、肝焼き、あばらみ。
あばらみに巻いてある黒いものは鰭(ひれ)らしい。これで鰻20匹分だそうだ。この料理、予約しないと出てこない。それも確実に出せるかは分からないが・・・という条件付となる。
レバーとあばらみは鰻らしい味で美味しい。肝焼きは苦味が強く、日本酒かビールがないと進まないかもしれない。
Imgp0648続いて白焼きが登場。思ったより大きい。わさび醤油で頂くと、口の中が何とも華やか。
こんな美味い白焼き、初めて食べた。醤油だれがまた格別。
この後出てきた鰻重も素晴らしかったが、白焼きが鰻重の蒲焼よりも美味しいと思ったのは初めてだ。


Imgp0655白焼きも鰻重も大満足。本当に鰻の美味しい店だ。
柔らかい、固い、ということも、甘い、辛い、ということも特に意識しなかったが、頭より先に舌が満足してしまった。
使っているのは、静岡の吉田町産の鰻とのこと。


Imgp0660ところで、ここの山椒はとてもスースーするし、酸味が強い。
舐めると10秒後、20秒後と舌の上で変化し、パニックになるほど刺激が強い。かけ過ぎないようご注意あれ。






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