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2008年10月

tropicalia 2  カエターノ・ヴェローゾ&ジルベルト・ジル

Imgp1776_4このアルバムを最近よく聴いています。
ブラジルの大御所、カエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジルの共演作。
軍事政権崩壊後の1993年の作品です。1曲目の“haiti"の入ったアルバムを聴きたいという理由で捜し求めました。日本版は廃盤です。
ブラジル音楽の好きな人なら、このアルバムの素晴らしさが分かるはず。
ため息の出るほど良質なポップアルバムです。


Imgp1780_2 “haiti”はラップですが、2008年現在、巷に溢れるヒップホップ系のものとは全く異なるラテンのオジサマ的シニカルさがムンムン。
ジミヘンの“wait until tomorrow”のカバー、“baiao atemporal”, “desde que o samba e samba”も出色。

打心蕎庵

Imgp1701_3私が育った世田谷区北東部では、最近になって本格的な蕎麦屋が増えてきた。
それに気がついて、通いなれた「安曇野」(三軒茶屋)のほか、先日記事にした「東風」(三軒茶屋)、「石はら」(松蔭神社)、「武屋」(三軒茶屋)、「七つ海堂」(代沢)、「打心蕎庵(だしんそあん)」(下北沢)と周ってみたが、蕎麦の真髄を感じさせ、酒を呑むのにも最高なのは「東風」、つゆが美味しく、雰囲気なら世田谷一と思わせるのが「打心蕎庵」だ。
蕎麦屋を語る際、料理の味の他にもいろいろな要素があるが、この2店は味だけじゃない他の魅力も兼ね備えていると思う。

Imgp1715_2日本酒や酒の肴の品揃え、バーみたいなお洒落な雰囲気が魅力の「東風」に対し、「打心蕎庵」はどこか京都の雰囲気がある和風の小奇麗な店だ。近所のおば様方の集会に使えそうなのも「打心蕎庵」の方かと思う。

少し煩いことを言うと、メニュー全体の完成度が高いわけでもなく、接客も店員の数の割には機能していない感じで、どこか素人くさい。
それでもこの店の魅力は他を圧倒している。
なんだか癒されるのだ。



Imgp1645_2代沢の閑静な住宅街の中、森厳寺の真迎えにあるため、店の周りは鬱蒼としている。
店の敷地内と森厳寺には、区の保存樹木の指定を受けた見事なイチョウの巨木がある。

店主は京都らしさを演出しようと、この立地にかなり拘ったと推察できる。その思惑は見事成功しているのではないか。
その証拠に、駅から遠い立地にも拘わらず、客足は途絶えない。

Imgp1699蕎麦に箸を進めながら、全てを忘れて癒されるには、とてもいいところだと思う。そのためには、できれば空いているときに来たい。

料理については、とにかく蕎麦が美味しい。いわゆる「せいろ」である「秋そば」、他店では「田舎蕎麦」と呼ぶことも多い「挽きぐるみそば」があり、どちらも上出来。汁がバランスよく深みがあって感心する。

酒の肴では、この店で手作りしている「板わさ」がお勧め。色の付いた方が帆立、白い方がはもを素材にしている。
天ぷらは何も言わなくても塩とつゆの両方が出てくる。
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http://www.dashinsoan.com/

◇気に入り度
 蕎麦      A
 つゆ      AA
 酒の取り揃え B
 料理・肴    A
 雰囲気     AA

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