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2009年1月

フロム・ラ・レユニオン  ティパリ

Imgp1925昔からよく知られた複数の音楽スタイルの融合。
少し古いパリの香りのするシャンソンのようなメロディ、アフリカの土俗的なリズム隊、背後に感じるアジア的な哀愁。
ちょっと実験的な試みを、かしこまらずに、可愛らしく楽しくやっている。

コリンヌのボーカルは可愛らしくも魂が篭り、音楽の創造的意志はおそらくケヴィンのインテリジェンスが支えているのだと想像する。

Imgp1913フランス語圏の音楽として、きっと日本ではあまり売れないだろうけど、なんて勿体ないことだろう。こんなにも日本人が好きそうな音楽なのに!

全11曲全て良いけれど、特に最初の7曲は息もつかせず、聴く者を釘付けにする。
可愛らしくて、楽しくて、ちょっと哀しい。抱きしめたくなる音楽。聴くほどに愛おしさが募る。

Imgp1923







LIVE映像:http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=117203549

http://www.metacompany.jp/cd/alterpop/AFPCD/AFPCD6262.html
http://blog.metacompany.jp/index.php?itemid=220041

CAMPHOR & COPPER   MELISSA LAVEAUX

Imgp1893_4タワーレコード渋谷店のワールドミュージックコーナーで見つけたアルバム。
地味なジャケットだけど、何となく気になって試聴したら、凄いダミ声なので驚いた。
メイシー・グレイほどではないが、メイシーよりは抜けがよいので、安心して聴ける。
2曲目のMyBoatがかかると、聴いたことのあるギターのリフ。いったいどこで?


Imgp1898メリッサ・ラヴォーは、ハイチ人移民の両親を持ち、モントリオール生れのオタワ育ち。
彼女の音楽は、激しく、厳しく、儚く、幻想的だ。
やはり迫ってくるのは、その声。どんなロックシンガーよりも激しく、凄まじい気迫。
そして、ボーカルだけでなく、自らギターも弾く。ギターも素晴らしい腕前で、バチバチと荒々しく打ち鳴らす。

このデビューアルバムは、メリッサの声とギター、それにウッドベース、タブラが中心となるミニマムな世界。何度も繰り返して聴きたくなる麻薬的世界だ。
多くがメリッサの自作で、どの曲も一聴の価値があるのだが、特に2:MyBoat、6:Koudlo、7:Dodo Titit(トラディショナル)、8:Needle in the Hay(エリオット・スミスのカバー)が出色だ。Needle~など、かっこよくて痺れてしまう!


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試聴サイト
http://www.lastfm.jp/music/Melissa+Laveaux
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=25163138


【追記】2009.2.9
2月15日に日本盤が発売されるようです。日本で売れるといいですね!
僕は10年に一人の逸材じゃないかと思うんですよ。
日本盤だけボーナストラック2曲に、ビデオまで付くようで、これも買っちゃいそうです。なんだか悔しい…。
http://plankton.co.jp/melissa/index.html

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