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別所温泉<花屋>

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温泉地というのは、その泉質と無関係に格みたいなものがあって、同じ程度の宿でも、温泉地によって宿泊費に差が開く。
別所温泉は、長野県としては格が高いところだと思う。そのせいか、今まで別所温泉の湯には浸かったことがなかった。
折角、別所に泊まるのだから、雰囲気のいいところをと、敷地の広い「花屋」に決めた。大正ロマンの宿という印象にも惹かれた。

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中に通されると、Webで見たとおりの渡り廊下と素敵な庭が現れる。まさに癒しの空間。
しかし、6,500坪もの敷地を有している割には、それほど大きな庭ではないので、他にも散歩できる庭園があるのだろうと思い、聞いてみたが、ここだけと言う。
部屋によっては、外側の庭(あるかどうかも分からない)が見えるのかもしれない。
「花家」の宿泊は、本館と離れに分かれており、渡り廊下で繋がっている。離れといっても、そんなに奥ではない。

残念なのは、僕が通された部屋は、平面図を見る限り、どうやらこの宿で最低の部屋のようだったこと。
窓からは、展望風呂という内湯の屋根が見えるくらい。いくら温泉ファンでも、部屋の窓から湯けむりばかりを眺めて嬉しいというわけがない。

「花屋」は人気の宿で、なかなか予約が取れない。やっと1室空きを見つけてネット予約したのだが、ネットにはいい部屋は回らないのかもしれない。こうなると、やはり離れだとどうなるかが気になる。
離れには部屋ごとに内湯が付くそうだが、それよりも居心地の良い空間に、旅の癒しを求めたい。

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ところで、本館の建屋についてだが、床は軋み、隣室の物音も聞こえ、やはり古さは否めない。
大正ロマンを感じるのは、ロビーと朝食を取る食堂。
朝食は、部屋食と食堂を選べたが、「花屋」を楽しむのなら、食堂を選ぶべき。満員だと断られることもあるそう。
食事は、松茸の季節だったので、少しは出ることを期待したが、裏切られた。信州随一の松茸産地なのに…。ただし、別注でオーダーすることができる。
料理の味は、もう少し頑張ってというレベル。量は多くなく、丁度よい。

夕食
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朝食
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そして、一番大事な温泉は、満足いくものだった。
浴場は、離れの内風呂を除けば、大理石風呂、展望風呂、露天風呂の3種類あり、露天風呂は男女別。大理石風呂と展望風呂(共に内湯)は時間制で男女交替となる。
すべて同じ源泉(4号源泉)のようだった。展望風呂は混んでいたため、大理石風呂と露天風呂だけ浸かった。
大理石風呂の雰囲気は、これも大正ロマンなのかもしれない。四万温泉の「積善館」を思い出すが、「花屋」の大理石風呂の方が好きだ。
湯の色は、湯口では透明のように見えるが、湯船では薄らと緑色になる。思いのほか、硫黄が強くて嬉しかった。
アルカリが強いのは、この辺りの他の温泉でも共通だと思うが、少しであるが色がついているのは別所くらいか。これも硫黄が強いためだろう。

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○温泉メモ
  泉質=単純硫黄泉(低張性アルカリ性高温泉)
  成分総計=329mg/kg    HS- =12.4mg/kg  SO4 2- =90.8mg/kg
  住所=長野県上田市別所温泉169番地
  TEL=0268-38-3131(9:00~19:00受付)
   HP= hanaya.naganoken.jp/
  参考宿泊費=19,000円(本館、一人あたり、紅葉シーズン平日)

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