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PHOTOGRAPH  ERIN BODE

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お待ちかね! エリン・ボーディの新作です。
今回は、今までのアコースティック一点ばりの構成からイメージチェンジして、80年代ポップサウンドを意識した作りになっています。それに、意識してピアノを排し、ギターサウンドにした感じです。
80年代ぽいというのは、YAMAHAのDX7をシンプルに使うものだから、所謂デジタルサウンドの古典だなあと思ってしまうようなところ。
それにしては、普通ならリズムマシンを使うところに生ドラムで頑張るものだから、なんとなく違和感を感じなくもありません。

でも、よく聴くと、純粋にアコースティックな曲も何曲か入っているし、音楽的内容は今までどおり、詩的で内省的な、抑制されたロマンチシズムが溢れています。エレクトリックを入れることで成功している”TELESCOPE”のような曲もあるし、バンジョーを巧みに使用した”JOSEPH”のような力強いナンバーもあります。この曲の高揚感は鳥肌ものです。
結局、今までと一番違うのは、エリンの声にいくらかエフェクトがかかったというところだと思います。
ちょっと細く感じる声なので、まあ、そこがキュートで癒されるのですが、曲によっては太く聴こえるようにエフェクトをかけるのも手かもしれません。

今回のアルバムは、ちょっと趣向を変えてきましたが、これがエリン・ボーディ・バンドの変節とか、到達点ということはないだろうと思います。前作のクリスマスアルバムと同様に、この新作も企画ものという気がするのです。
80年代音楽へのオマージュ。
次は、どのような展開を見せてくれるか、楽しみが増えました。

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