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伊香保温泉<吉田屋旅館>

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伊香保温泉には鄙びた温泉宿も残っているが、高級旅館も少なくない、首都圏では箱根に次ぐほどのメジャーな温泉街だ。
実は何年も前、温泉愛好家デビュー当時に露天風呂に訪れているのだが、再訪したいというほどのインパクトも受けず、実に久々の訪問となった。
久々の再訪、東日本大震災から1ヶ月も経っていなかったが、こちらは避難民の受け入れとか、自粛という空気はなく、観光客で賑わっていた。特に若い人たちが多いのには少々驚かされた。

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伊香保といえば、2種類の泉質の異なるお湯があるが、古くからの伊香保である黄金の湯を味わえる旅館は限られる。石段街の脇の古くからある旅館なら、本来の伊香保温泉を味わえるのではないか。
石段というほどで、随分と急勾配な立地にあり、一番奥の高いところに源泉湧出元と露天風呂がある。そこから、各旅館には引き湯となるわけだが、これがよくあるパイプというのではなく、演出なのだろうが、水路があり、ガラス蓋から濁流が覗けるようになっているのもおつである。

湧出まもない源泉は、無色透明。空気に触れると、鉄分が強いので鉄さび色に変色する。変色した濁り湯の方が温泉らしく見えるのだが、実はやはり透明のお湯の方がよいということを今回確認した。
泊まった宿は、石段脇に引っ込んだところに建つ吉田屋旅館。ここでは、濃い緑色の濁り湯になっているが、お湯はなかなかのもの。非加熱非加水で提供しているらしく、それ自体が伊香保では貴重なものになってきている。
それでも、やはり伊香保は露天風呂の湯口付近に入るべき。それが本当に温泉を理解しているということだ。酸化による熟成、まろやかになるといった好ましい変化は、酸性硫黄泉特有のもので、ほとんどの湯にはあてはまらないと思う。
ところで、伊香保温泉露天風呂湯口の熱い湯は、匂いも味も奥会津の玉梨温泉を少しパワーダウンしたような感じで、よく似ているように思った。

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R0017666 吉田屋旅館は、廉価に泊まれるところだが、普通の(温泉マニアではない)若いカップル向きではないことを強調しておく。1階の流し場以外は、満足に手を洗うこともできない。風呂には洗い場もシャワーもなく、湯船の鉄臭いお湯で洗うしかない。女湯には男湯の脱衣所を通らないと行けない。まさに、温泉に入るためにだけ泊まるような宿である。
同行した温泉好きの夫婦は別室だったが、一人5千円で二食付き(浴衣等なし)であった。なんという安さであろうか…。

※伊香保温泉露店風呂は、写真撮影が困難なため、記事にするのは諦めました。

群馬県渋川市伊香保町伊香保49
0279-72-2378
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/18838/18838.html

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