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嬬恋温泉<つまごい館>  ☆☆

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群馬県と長野県の県境である嬬恋と呼ばれるエリアには、金気を含んで且つ土類に富んだお湯が目立つ。
平治温泉、嬬恋温泉、つつじ温泉、鹿沢温泉など。
僕の大好きな泉質だが、このうち平治温泉と嬬恋温泉の2宿あるうちの一軒(つまごい館)はぬる湯なのだ。
夏に限らず、ぬる湯フリークの僕は、何年も前に立ち寄りを振られてから気にはなっていた「つまごい館」にようやく入湯することができた。
それは高峰温泉に宿泊した翌日の立ち寄りだったが、高峰温泉より気に入った僕は1週間も経たないうちに今度は宿泊する。

ところで、立ち寄りは現在は夏の期間中だけという話も聞こえてきた。
ただ、この宿、食事は大部屋になるが、それでも一人泊しやすい雰囲気がある。いつでもじっくり浸かりに行けそうだ。

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温泉は、僕の一番好きなお湯である横向温泉をライトにしたような感じ。ただし、成分はこちらのほうが濃いから不思議。
硫黄を感じると書いている人がいるが、最初の訪問時には気が付かなかった。ただし、再訪して宿泊したときには最初だけ感じた。分析表では硫化水素ガスは0で、硫黄成分については記載されていなかった。

露天が35~36℃程で非加熱掛け流し。内湯が加熱の39℃くらいか。
泡つきは最初は内湯のみ確かめられたが、宿泊時にはむしろ露天で感じられた。理由は説明がつかないが、いずれにしてもごく少量で、平治温泉のようにはいかない。
それでも、なんとも心地よい長湯向きのお湯だ。露天風呂は幸せ感に満ちている。
大人が二人も入ればいっぱいの小さな露天なのだけれど、居心地がよい。男湯露天の眼前にはマタタビの木が茂る。
立ち寄り湯には少し物足りなげなお湯でも、じっくり長湯すると素晴らしさが実感できる温泉があるものだ。

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川岸に建っているため、部屋は窓を閉めても川の音が少々煩いが、そう悪くはない。
建物は古いようだが、改装されており、ピカピカでよく手入れされている。
明るく清潔感があって、安心して泊まれる。

食事は写真が失敗したので掲載しないが、夕食はこれでもかという程に品数が多かった。
品数を減らしてもいいから、天ぷらは熱いのを出してくれると嬉しい。
味は全体的に普通だが、茄子を使った小鉢は料亭のように美味だった。

女将は少々素っ気なく、温泉宿の女将さんのようではないが、不思議に気が楽。
宿泊した日には僕を含めて2組5人の客がいたが、宿の人は彼女一人しか見かけなかった。
あまりお宿に泊まっているという感じがせず、むしろ常宿には向いてそう。
温泉も素晴らしいが、のんびり開放的な佇まいのこの宿がすっかり気に入ってしまった。

そうそう、残念なのは入浴時間が23時で終わってしまうこと。朝は7時から。
それから、吾妻線の終点である大前駅の目の前にあるのだが、あまりに本数が少なく、チェックイン・チェックアウトの時間と重ならないのが、勿体ない気がする。

ナトリウム・マグネシウム・カルシウム―炭酸水素塩温泉
pH=7.0  1,830mg/kg
群馬県吾妻郡嬬恋村大前高岩1077
0279-96-0443
http://scty.net/tumagoikan/

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