温泉-11 千葉

手賀沼温泉<満天の湯>

Imgp7571_1常磐線と東武伊勢崎線の通る一帯は、高深度掘削すると素晴らしい温泉が湧き出る、眠れる温泉の宝庫です。
ボクが温泉に開眼したのも、柏や越谷の「ゆの華」があったらばこそ。
それだけに、柏にもほど近い手賀沼に、掛け流しの強塩泉が楽しめる施設ができたと知り、期待して乗り込みました。

朝10時過ぎに到着すると、駐車場はほぼ満車状態。オープン間もないのに人気があります。
玄関に入るとすぐ、多摩境の「いこいの湯」になんだか似ているなと思いました。
露天風呂は、なんだか高崎の「湯都里」の露天風呂を一回り小さくしたような設計です。
それでも、柏の「ゆの華」とは比較にならない広さがあり、掛け流し量もけっこうな数字になるのではないでしょうか。
加熱していますが、よいお湯です。緑色ですが、柏が黄色っぽいので、少し違う感じもします。
強塩泉なのに火照らないというか、どことなく重曹泉のような感覚があることが共通していますが、柏ほど鉄分を感じません。
柏が30g/kg超えなのに対し、手賀沼は20g/kgと、相対的には薄めです。

Imgp7580_1それにしても、期待の非加熱源泉槽はなし。なんで? なんで?
露天の出来がいいだけに、非加熱源泉槽がないのは悔しい。せっかく、源泉はちょうどよい泉温なのに。

←写真は館外にある足湯。温泉の色はこんな感じです。


○温泉メモ
  泉質=ナトリウム-塩化物強塩泉 pH=7.4
  成分総計= 19,625mg/kg
  浴槽の温度=40℃~
  住所=千葉県柏市箕輪68-1 TEL=04-7191-4126
  立ち寄り入浴時間=9~24時 無休(点検日を除く)
  入浴料金=650円(平日)、750円(土・日祝)
  HP= http://www4.ocn.ne.jp/~manntenn/index.htm

青堀温泉<静養園>

IMGP6078IMGP6088房総には黒湯が多い。黒湯とは、古代の海草が腐食して、その成分を形成しているものだから、房総の地理的特性から不思議はない。
ここは潮干狩りで有名な富津岬に近い青堀温泉。古くなった建物、B級ビジネスホテルといった雰囲気の、それにしては住宅街の只中にある不思議な施設だ。

源泉は、古く大正二年より地下700mから自噴しているらしい。
透明度20~30cmと決して濃くはない黒湯だが、塩分は比較的濃いようで、舐めると少し塩辛い。
内湯はアンモニア臭を含む。私はアンモニア臭のする黒湯は初めて。この匂いは、循環で際立つことを知っているので、鮮度感のない内湯のほうが露天より濃い匂いであることは、自然に受けとめられた。

IMGP6097男風呂の露天は、露天と言うのはちょっと恥ずかしい。
ホテルの外の駐車スペースに張り出して、そこを竹で簡単に囲っただけの小さな空間だ。頭上には、ホテルの建物の窓がある。ここの湯口では炭酸性の発泡が見られるが、見られないときもある。黒湯では珍しいが、温泉本来のものではないような気もする。しかし、温泉の鮮度は内湯より上だ。
残念なのは、非加熱源泉に浸かれないことだ。あれば、水風呂のようなものになるだろうが、是非とも欲しいところだ。玄関前に掛け流されている源泉に手を触れて、そう思った。

IMGP6109 ○温泉メモ
  源泉=青堀温泉「琥珀の湯」 総成分量=16.9g/kg
   浴槽の温度=40~41℃(加熱)
   住所=千葉県千葉県富津市大堀1528番地
  TEL 0439-87-1221
   入浴時間=未確認 入浴料=600円

濃溝温泉<千寿の湯>

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久しぶりに訪れるとほっとする。なにかそんな趣の風呂だ。狭いながらも楽しい気分になる。
もっとも、他に誰も客が入っていなければの話だ。今回は一人貸切でついていた。
そうでなければ、この記事の内容も変わっていたかもしれない。
自分の家にこれくらいの浴室があっても、それくらいの贅沢が許されてもいいのになどと考えてしまう。
そうしたらもう少し加熱を緩くして、1時間でも入っていられる微温湯にしてしまおう。
できれば、一人分の小さな浴槽を設けて、非加熱槽も作ってしまおう。

お湯は、淡く硫黄の匂いがし、ぬめりとツルツルを感じ、微量ながら泡つきもある。
なんとなく甲府盆地にありそうなお湯で、房総らしくないところが面白い。

○温泉メモ
  重炭酸ソーダ泉(NaHCO3による規定泉) pH=8.5 総成分量=763mg/kg
   浴槽の温度=39~40℃ 湧出量=22リットル/分
   住所 千葉県君津市笹1954-17 TEL 0439-39-3791
   入浴時間 10~22時 定休日 毎週火曜日(祝日の場合翌日)
  入浴料 800円

勝浦温泉

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房総といえば黒湯だが、勝浦温泉は知らなかった。温泉仲間内で評判なので行ってみた。
ぎしぎしいう床の鄙びた一軒屋。オートキャンプ場も併設している。
ここの黒湯は、とりわけツルツルが強い。同時にぬめり(ヌルヌル)もある。炭の匂いがするので驚いた。もしかすると、ヨウ素や臭素が関係しているのかもしれない。
お湯は特徴があるのだが、溜め湯のように見える。お湯が流れていないと、どうも気持ち悪い。
狭いのに客も少なくなく、料金も高い。

○温泉メモ
   ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉) 総成分量=4.4g/kg
   浴槽の温度=41℃
   住所 千葉県勝浦市松野1143 TEL 0470-77-0311
   入浴料 800円