温泉-12 東京

武蔵小山温泉<清水湯>  ☆

Imgp0244武蔵小山の温泉銭湯が、高深度掘削により掘り当てた新源泉と元からあった黒湯の二本立て、しかも全面新築で2008年5月18日オープンしました。
銭湯ですから、休憩スペースは狭く、内湯ゾーンもちょっと窮屈な感じがします。しかし、露天風呂があります。
1,000円は取れない施設だけれど、430円では安すぎるという感じです。ただし、サウナ別料金の400円は高いですね。

源泉は、昔からある黒湯(重曹泉)と1500メートル掘削したという新源泉(強塩泉)の2種類。
新源泉(強塩泉)のほうは露天に一槽だけあり、4~5人ほどのスペースです。38℃の源泉を41~42℃に加熱していますが、掛け流しです。

色は鉄錆系の黄土色で、前野原温泉「さやの湯処」(板橋)と似ていますが、こちらのほうが湯が柔らかい感じがします。
浴感はしっかりしており、強塩泉の割りに優しい感じもして、とびきり気持ちよいです。何ともいえない奥の深いお湯という気がします。

非加熱でもっと多く掛け流されていれば、どんなにか素晴らしいことでしょう。
源泉は38℃なので、ぬる湯としてぴったりなのですが、加熱浴槽しかないのが少々残念。新源泉の浴槽は一槽だけなのが意外でもあります(新源泉は循環では使われていないということになるので…)。

露天と内湯には黒湯の浴槽があり、加熱循環。内湯のほうはジャグジーや電気風呂になっています。どちらも消毒臭がしますが、我慢できないほどではありません。
スーパー銭湯にありがちな、浴室全体がカルキ臭プンプンということはありません。なかなかグッドです。

そして水風呂です。最初水道水かな? と思ったくらい薄い色なのですが、黒湯でした。ジャグジーになっていますが、掛け流しのように思いました。消毒臭については、他の循環浴槽のような匂いはしませんが、浴槽の脇に着いている蛇口から出る源泉と比べると甘い匂いがします。ここで嗅ぐ分には悪い匂いではないのですが、少量の消毒剤が黒湯の成分と混ざって独特の甘い匂いとなっている可能性があります。ですが、塩素消毒のきつい風呂に見られるような湯の淀みや肌触りの悪さはありませんし(黒湯が肌触りがよいので打ち消しているのでしょう)、水道水などと異なり、冷たいのに入っていて辛くありません。
甘い匂いは少々気にはなりますが、それでもこの重曹泉水風呂は気持ちよく、露天の強塩泉と交互浴をすると、もう堪りません。これは嵌ります。

【2012.9加筆】
 町中の銭湯ですので、混雑時は湯が澱みます。湯の投入量はさほどでもないので、どうしても澱みがちです。夕方以降を避けて、空いているときに行くことをお勧めしますが、朝一番は常連が陣取るため、十分にずらしたほうがいいように思います。
 衛生的には疑問が残る温泉ですが、湯が綺麗な状態であれば、☆2つでもいいほど、素晴らしいところだと思います。

○温泉メモ
  浴槽の温度=41℃(強塩泉、重曹泉)、20℃程度?(重曹泉源泉水風呂) 
  住所=東京都品川区小山3-9-1
  TEL=03-3781-0575
  営業時間=12:00~24:00(土日8:00~24:00)
  定休日=毎週月曜日
  入浴料金=430円(サウナ別料金)

河辺温泉<梅の湯>

Imgp0030_3河辺温泉「梅の湯」を訪れたのは、オープン間もない真冬の頃で、もう5ヶ月近く経つ。その頃とそう変っていないとよいのだが…。

東京西部、青梅市の河辺駅前は再開発され、駅前ビルが建設された。
「梅の湯」は、この駅前ビルの5-6Fに設けられており、かなり変った立地となっている。
食堂は5Fにあるので、青梅市の市街地としては眺めが良いポイントになると思う。

Imgp0033_2中身は巷にある スーパー銭湯と大きく変わらない。浴場はほとんど循環浴槽ばかりだが、デパートの屋上遊園地のような感じの露天には、ひとつだけ源泉掛け流しの浴槽がある。2~3人しか入れないので、施設の規模からすると小さすぎるし、38℃と温いため(私が入ったときがたまたまなのかもしれない)長湯の人が多くなることを考えると、この浴槽目当てに遠くから来るのは辛い。
しかし、70L/minしか汲み上がらないのだからしかたない。山麓部に近いのだから、せめて水風呂の掛け流しがされればよいのにと思う。

泉質は単純泉だが、東京近郊にある温泉の中では異色で一癖ある。色からして珍しい灰色をしている。
分析表にはないが、臭素のような匂いも感じるし、どこか山の硫黄泉に浸かっているような薬効ありそうなお湯である。
ヌルツル感があり、泡つきもある。
これだけ気持ちよいお湯なのに、湯量が乏しいのは実に残念!

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○温泉メモ
  泉質=アルカリ性単純温泉
  成分総計680mg/kg  pH=9.4
  浴槽の温度=38℃~(?)
  住所=東京都青梅市河辺町10丁目8番1号 河辺タウンビル 5-6F
  TEL=0428-20-1026
  入浴料金=840円(21時以降525円)
  HP= http://www.kabeonsen-umenoyu.com/

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大江戸東山温泉

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※ たいへん残念ですが、大江戸東山温泉は2006年12月31日を最後に営業を終了しました。

 ここは、私の家から2番目に近いところにある温泉で、越谷の「ゆの華」と並んで、私が最も多く通っている施設です。ゴムのような匂いとアンモニア臭が特長の薄褐色の強塩泉でしたが、2005年11月にそれまで使っていた源泉よりも浅い地層に存在した黒湯が混ざってしまい、今ではかつての源泉の面影は見られません。しかしながら、新しいお湯も悪くありません。こと黒湯の色の濃さという点では、東京一だと思います。
 微かにアンモニア臭が残るお湯は、総成分量6g強の重曹泉。掛け流しではありませんが、塩素臭さをこの施設で嗅いだことがないのが嬉しいところ。掲示では混入しているようなのですが、よほど微量なのでしょう。
 料金の高い「お楽しみの湯」と安い「長生きの湯」がありますが、私はいつも「お楽しみの湯」です。こちらにあるサウナと水風呂、ジャグジーになっている寝湯が好きだからです。水風呂は井水掛け流しと思われ、金気臭あるいは生臭さを伴いますが、清澄な心地よい泉質です。冷たすぎないのもいいところ。
 寝湯は38℃くらいのぬるま湯でやみつきになります。循環ですがそれなりに満足。この姿勢は腰痛持ちには天国です。
 料金はこのたび値下げしたようです。休日でも20時以降はタオルセット付きで1,000円とお得になっています。

○温泉メモ
  泉質=ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
  総成分量=6133mg/kg
   浴槽の温度=39~40℃、38℃(寝湯)
   住所=東京都目黒区東山3-1-6
  TEL=03-3712-0356
   入浴時間=10~23時(長生きの湯は、~22時)
  入浴料=HPを参照のこと  http://www.ooedoonsen.com/top.html

瀬田温泉<山河の湯>

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「山河の湯」は比較的近所なので、いつか行きたいと思っていたのですが、2300円という高額な料金のためか、いつのまにか存在さえ忘れていた温泉でした。
しかし、やはりご近所の「大江戸東山温泉」の泉質が変わってしまったことから、以前の「大江戸東山温泉」にあったゴムのような匂いとアンモニア臭が恋しくなりました。距離も近い「山河の湯」なら、ひょっとしたらあのお湯をもう一度味わえるのではないかと期待を込めて「山河の湯」に行こうと思い立ったわけです。

開業して10年経つ「山河の湯」ですが、それにしても近い! 場所は二子玉川駅から国道246号を北へ歩いて10分程のところです。
そして温泉は、以前の「大江戸東山温泉」を思わせるものがありました。成分分析表を見ると、総成分量9g台のお湯は強塩泉ではなく、ナトリウム塩化物泉となっています。アンモニアやヨウ素がほとんどなく、それにしてはそれらしき薬品臭とゴムのような匂いが若干あります。

「山河の湯」は、野口悦男氏の主催する「日本温泉遺産を守る会」の認定風呂ということで、つまり源泉掛け流しということらしいのです。本当にそうかは判断できませんでしたが、輪郭のはっきりしたお湯と感じました。
ただ、水着着用のエリアにある源泉を流している処のお湯が、どうも本物の源泉のようなのです。ここは手で触れられるくらい、ちょろちょろお湯を流しているだけなのですが、他のお湯とは違い、水のように温いし、金気臭もします。とっても惹かれるお湯なのですが、明らかに他のお湯とは異なります。
ということは、他のお湯はやはり掛け流しでないのか、少なくとも劣化しているということなのでしょうか?
源泉の泉温は45.5℃なので、この温さもちょっと不可解です。別源泉なのでしょうか?

お湯については、誉めるべきか疑問を呈すべきか判然としないところもあるのですが、素直に楽しめるレベルにはあると思います。大きい内湯が一番いい湯のようでしたが、水着着用の温泉プールのお湯も予想に反してなかなかいい状態でした。
この水着着用のエリアは、猫も歩くのんびりとしたムードです。武蔵野の面影を残す公園の中にあるといった風情でお勧めです。

○温泉メモ
  ナトリウム・塩化物温泉(等張性、弱アルカリ性、高温泉)
   浴槽の温度=41~42℃ 湧出量=350リットル以上/分
   住所 東京都世田谷区瀬田4-15-30 TEL 03-3707-8228
   入浴時間 10~23時(7,8月 ~19時)毎年6月第2月曜日から3日間のみ休館
  入浴料 2,300円(平日13時迄の入場は1,700円)