プチグルメ

ボジョレー・ヌーヴォー ジョルジュ・デュブッフ 2008

Imgp1836_3ワインは難しい。僕はフランスに行ったことがないのだが、当地で飲むワインは日本で飲むより美味しいそうだ。やはり船便で品質が落ちるのだろうか。
空輸で送られるヌーヴォーワインは本国で飲むのと大差ないのだろう。当たれば素晴らしい。

何が違うのだろう、よく分からないのだけれど、ジョルジュ・デュブッフのヌーヴォーに感動したことがある。
何年か前、ヨーロッパが異常気象で猛暑に見舞われた夏。皮肉にもその年のヌーヴォーに僕は驚愕した。
ボジョレー・ヌーヴォーなんて所詮ワインの本道でないと思っていたのに、こんなに美味しいものかと舌を巻いた。
気になって翌年もジョルジュ・デュブッフのヌーヴォーを買い求めたが、あれれ、どうってことない。昨年も飲んだと思うが、まるで記憶に残っていない。

でも、今年のはいいようです。あのときを思い出します。
こういう飲み物は、普段手に入りません。高価な年代物のワインとは明らかに違う、微かに舌がジンジンとくるようなフレッシュな味。面白いですね~。

実は今年は買うか迷ったのですが、決め手はラベル。今年のラベルはどこか東洋的ですよね。
(写真は少し注いでしまった後のものですみません。さほど期待せずに開けたのですが、急遽撮影することにしたものです。2,180円、輸入元:サントリー)

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打心蕎庵

Imgp1701_3私が育った世田谷区北東部では、最近になって本格的な蕎麦屋が増えてきた。
それに気がついて、通いなれた「安曇野」(三軒茶屋)のほか、先日記事にした「東風」(三軒茶屋)、「石はら」(松蔭神社)、「武屋」(三軒茶屋)、「七つ海堂」(代沢)、「打心蕎庵(だしんそあん)」(下北沢)と周ってみたが、酒を呑むには「東風」、蕎麦なら「打心蕎庵」というのが素直な感想だ。
蕎麦屋を語る際、料理の味の他にもいろいろな要素があるが、この2店は味だけじゃない他の魅力も兼ね備えていると思う。

Imgp1715_2日本酒や酒の肴の品揃え、バーみたいなお洒落な雰囲気が魅力の「東風」に対し、「打心蕎庵」はどこか京都の雰囲気がある和風の小奇麗な店だ。近所のおば様方の集会に使えそうなのも「打心蕎庵」の方かと思う。

少し煩いことを言うと、メニュー全体の完成度が高いわけでもなく、接客も店員の数の割には機能していない感じで、どこか素人くさい。
それでもこの店の魅力は他を圧倒している。
なんだか癒されるのだ。



Imgp1645_2代沢の閑静な住宅街の中、森厳寺の真迎えにあるため、店の周りは鬱蒼としている。
店の敷地内と森厳寺には、区の保存樹木の指定を受けた見事なイチョウの巨木がある。

店主は京都らしさを演出しようと、この立地にかなり拘ったと推察できる。その思惑は見事成功しているのではないか。
その証拠に、駅から遠い立地にも拘わらず、客足は途絶えない。

Imgp1699蕎麦に箸を進めながら、全てを忘れて癒されるには、とてもいいところだと思う。そのためには、できれば空いているときに来たい。

料理については、とにかく蕎麦が美味しい。いわゆる「せいろ」である「秋そば」、他店では「田舎蕎麦」と呼ぶことも多い「挽きぐるみそば」があり、どちらも上出来。汁がバランスよく深みがあって感心する。

酒の肴では、この店で手作りしている「板わさ」がお勧め。色の付いた方が帆立、白い方がはもを素材にしている。
天ぷらは何も言わなくても塩とつゆの両方が出てくる。
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http://www.dashinsoan.com/

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玄そば 東風

Imgp1343三軒茶屋にある蕎麦屋「増田屋」が3年半前に新装した洒落た店だ。
私はここを蕎麦屋と呼びたくない。蕎麦酒房というにふさわしい。酒を呑まずしてこの店を評するなかれ。

今や日本酒という酒の文化を自宅やありきたりの居酒屋で楽しむのは難しい。本当に美味い日本酒が手に入らないからだ。それを呑みたければ、「東風(こち)」のような店に行くのが手っ取り早いということになる。
都心にある日本酒を呑ませる高級居酒屋よりも、「東風」はきっと真面目だろう。店のセンスは、まず酒を選ぶところから始まるのじゃないかとさえ思えてしまう。肴それぞれにもこだわりを感じる。手抜きの品がない。器もいい。

Imgp0684それにしても、この店の蕎麦は変わっている。何しろ他に見たことがないほど細く、懐石料理のような蕎麦である。普通の蕎麦好きには違和感を与えるかもしれない。これもまたこだわりの美学と思うと、あまり気にならなくなる。元々風味のある蕎麦だ。
「東風」の蕎麦は複数産地のものを日替わりで出しているので、蕎麦好きなら何度か通わずにはいられなくなる。

Imgp0671平日の夜等、一人で酒を嗜むファンも珍しくなく、それにしても空いていて、何とも居心地の良い空間となっている。
繰り返すが、私はここを単なる蕎麦屋とは思っていない。店を出るとき、いつもこんなに満足感を与えてくれる店が他にあるだろうか。



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冷酒では「妙の華」や「王禄」のような華やかな品もよいが、「田从(たびと)」も日本酒らしい辛口の逸品でお勧め。
蒲鉾は歯ごたえしっかり。美味い!
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焼き味噌もなかなか。                野菜天は塩で頂きます。

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田舎蕎麦(会津産)                  せいろ(茨城産、他に北海道産、会津産等)

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蕎麦湯は白濁、とろ~り♪             にしんそば     
                              わかめに箸をつけたときから美味ショック
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ぬる燗でもまったり                  梅酒もあります

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お洒落。でも落ち着く。

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東京都世田谷区三軒茶屋1-21-9  Tel. 03-3421-5892
11時半~15時 17時半~22時(日曜日は21時まで)  月曜定休

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石ばし

Imgp0575_2東京・文京区にある老舗。通の評判がすこぶるよい。
有楽町線江戸川橋駅からの道はやや分かりにくいが、陽が落ちかけた頃に入店する。
玄関脇に椅子席がある。靴を脱いで上がると3部屋の座敷があり、一番奥の座敷に通される。テーブルが3つある。
料亭のようでもあるが、それよりは人の家に上がりこんだ様だ。
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入ってしまえば随分と落ち着く空間なのだが、ここに来るまでは少々面倒だった。
予約制だし、電話してもなかなか繋がらない。やっと繋がったと思えば、何日か先の注文まで電話でさせるのだった。その日の気分などお構いなしだ。
なんだか敷居が高くて、こんな店は本当に特別なときだけにしたいなと思わなくもない。
いや、ここの白焼きを食べるまでは…。

Imgp0614酒を注文するとお通し二品がつくとある。別料金である。注文しなくとも豆腐と3品が載った皿が出た。どれもいけるが、豆腐の美味しさが特筆ものだと思う。
漬物は家庭的な味で滅多に食べられない深みはあるが、洗練味に欠ける。



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Imgp0644注文してから1時間以上経った頃、肝焼き3点が登場。写真奥から順に、レバー、肝焼き、あばらみ。
あばらみに巻いてある黒いものは鰭(ひれ)らしい。これで鰻20匹分だそうだ。この料理、予約しないと出てこない。それも確実に出せるかは分からないが・・・という条件付となる。
レバーとあばらみは鰻らしい味で美味しい。肝焼きは苦味が強く、日本酒かビールがないと進まないかもしれない。
Imgp0648続いて白焼きが登場。思ったより大きい。わさび醤油で頂くと、口の中が何とも華やか。
こんな美味い白焼き、初めて食べた。醤油だれがまた格別。
この後出てきた鰻重も素晴らしかったが、白焼きが鰻重の蒲焼よりも美味しいと思ったのは初めてだ。


Imgp0655白焼きも鰻重も大満足。本当に鰻の美味しい店だ。
柔らかい、固い、ということも、甘い、辛い、ということも特に意識しなかったが、頭より先に舌が満足してしまった。
使っているのは、静岡の吉田町産の鰻とのこと。


Imgp0660ところで、ここの山椒はとてもスースーするし、酸味が強い。
舐めると10秒後、20秒後と舌の上で変化し、パニックになるほど刺激が強い。かけ過ぎないようご注意あれ。






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アンリ・ルルーのキャラメル

Imgp0003_2日本では新宿の伊勢丹にしか出店していないアンリ・ルルーの看板は、ちょっと変った、塩を利かしたキャラメルです。
なかなかの珍味なのですが、それもそのはず、ショコラティエならぬキャラメリエは世界でアンリ・ルルーただひとりなのだそうです。
その舌触りは、グリコや森永のキャラメルとはまるで違います。
もっと軟らかく、溶けるようで、杏飴よりも軟らかいと思わせるところがあります。

Imgp9975_3常時5種類、季節によって増えるようですが、どの種類も共通しているのは有塩バターによって広がる奥深い世界があること。
料理における塩の使い方の重要さは、料理人でなくても知られているところですが、このような菓子の類でも例外ではなく、よく知っている素材の違った魅力を引き出すものだなと感心します。
奥深い味覚の世界を演出する塩の魔力と、その使い手の素晴らしい技量に拍手!
私のお気に入りは、ショコラ、フランボワーズです。

【2008.10月追記】
9月に出ていたもの。左手前から時計回りに、シトロン・ヴェール、アナナス・べ・ローズ(パインとピンクペッパーの取り合わせ、珍味!)、ディアブル・ローズ(バナナ、フランボワーズ、パッションフルーツの取り合わせ)、サラジンヌ(蕎麦の実入り)。
レギュラーと合わせて8種類も揃っていました。ショーケースを眺めているだけで楽しくなります。
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それにしても飽きません。気が滅入っているときでも舐めていると元気が出てくるほど、本能的に興奮する美味しさです。初めて口にしたときよりも、その素晴らしさが分かるようになってきている自分です。
http://www.henri-leroux.com/

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Au Vieux France (オーヴィユーフランス)

Imgp9836Au Vieux France は、2007年8月、川崎は宮前区野川から交通の便のいい宮崎台駅近くに引っ越してきました。
美味しいと噂だったので、野川にあったときから気になっていましたが、さあ、行くぞ、と思ったら引っ越していたしだい。

良心的な値段の本格的フランス料理を月替わりメニューで提供しています。遠慮なく使われる野菜の美味しさは確かなもの。素材の味を活かした素直な味付けをしているように思います。

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Imgp9866デザートはご覧のように6品が1枚のプレートで出されます。
6品もあるので多すぎないかと思いましたが、丁度よいくらいでした。美味しさのなせる業かも…。これが密かなお目当ての客も少なくないのでは?

都心部の高級レストランは窓のない閉鎖的な空間のところが多いと思いますが、私はこの店のように緑多い街を眺めることが出来る空間が好きです。

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フランス家庭料理 オーヴィユーフランス
神奈川県川崎市宮前区宮崎2-13-7 2F
東急田園都市線宮崎台駅徒歩6分
LUNCH 11:30-14:00 DINNER 18:00-21:30
水曜日定休
http://french-food.jp/index.html

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山田十郎

Imgp9916 かなりの左党な私です。ワイン1本は軽くあけてしまいます。
甘口のお酒はちょっとというところもありますが、それでも梅酒は時に飲みたくなります。
もう少し甘さを抑えた梅酒があればと思うのですが、この分野は女性市場なのでしょうか。

紹介する梅酒もやはり甘いのですが、裏に隠れた日本酒の味が一役買って、何か違う!
うーん、癖になる甘さ、美味しさよ。
お主、なかなかやるのう。
洋酒のような姿は何の意図かよく分からないけど、好きだ。
海老名産山田錦で仕込んだ純米酒に「十郎」という小田原産の梅を漬け込んでいます。(ローカル炸裂!)

価格:1,260円(税込) 500ml
購入店:石澤酒店(元住吉)

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支那麺 はしご 入船店(東京・入船)

Imgp9320_210年ほど前、世のブームにのってラーメン店巡りにはまったことがある。
しかし、自信を持って人に勧められる店というと、頭に浮かばない…。
と思っていたら、とんこつや味噌でなければ、ありました。「だんだんめん」です。「はしご」では「担々麺」と書いて、「だんだんめん」と呼びます。
本店は銀座にあるようですが、私は行ったことがありません。入船店は、以前通っていた職場の近くにあり、この味が気に入って、週に3回くらい食べていたような気がします。

Imgp9312今回、何年ぶりかで訪れてみたのですが、店の構えも変らず、味も変らずで、満足しました。
客席はカウンターだけですが、狭いとは感じません。ちょっと洒落た感じさえします。厨房からは中国語が聞こえてきます。
お勧めは「だんだんめん」。800円。
辛さはほどほど、どちらかというとあっさりな味です。でも、繊細で複雑、いろいろな味が見事に調和しており、これこそプロの料理と思わせます。ラーメンというより中華料理という感じです。
ごはんはサービスで付きます。

Imgp9323 東京都中央区入船2-2-13
年中無休  03-3553-2905
有楽町線新富町駅と日比谷線八丁堀駅の間、新大橋通り沿い

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